モノノ怪の形と誠と理を知る事で退治できるという設定があることで、全てのエピソードが基本的には謎解きミステリーになっているので好みの物語だった。
百鬼夜行シリーズと初期の化物語シリーズが好きだったのでこのタイプの話は好きだな。
変わったことやりたいって意識がおおむねよく働いていると思うけど、気になるところも少しある。
和紙のテクスチャーを画面全体にベタ貼りしてるところが、アニメのテクスチャーとして新鮮な一方、人間の目がテクスチャーの明暗を追っちゃうから見づらいな〜とは思ったかな。
あと気になるのは第一話の座敷童だけ宿の従業員を黒人に、客を白人にしてたのはどういう意図だったんだ?差別構造を示唆してるのかな?ちょっとこの描き方差別的に感じちゃった。