ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
映像:★★★★☆
音楽:★★★★☆
『まじっく快斗』(2010)の続編というかリブートというか。
制作会社がトムスエンタテインメントからA-1 Picturesに変わったため、キャラクターデザインが若干異なり、当初は前作よりもコナンっぽさが薄くなったように感じた(すぐ慣れたけど)。
話数が前作の12話に対して、今回は24話という2倍の長さ。
そのため、前作と同じエピソードの焼き直しも含めて、原作漫画からアニメ化されているエピソードが多い。
さらに、今回はコナンとの対決する話も多く、『名探偵コナン』(1994-)を知っている身からしたら楽しめる要素が多かった。
とはいえ、相変わらず謎の組織の正体は明かされず、黒羽盗一の死の真相もわからないまま終わったので消化不良感はなきにしもあらず。
そんなわけで、前作を観た身としてはその違いを楽しむこともできたし、コナンとのクロスオーバー要素も強まっているしで、個人的には面白い作品だった。
怪盗キッドの人となりも十分掴めたので、これなら『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(2024)も楽しめるかな。