JIZE

エコーのJIZEのレビュー・感想・評価

エコー(2024年製作のドラマ)
3.4
ニューヨークを舞台にマヤが過去と向き合いながらネイティブ・アメリカンのルーツや家族の意義を受け入れ"エコー"として前へと進むさまを活写する。キングピンよ、最終話はその程度の怒りでいいのか...。2024年MCU1発目!本日から全5話の一挙配信で1話40分程度のため、滑り落ちるように一気見鑑賞。思った以上にエコー単体でのオリジンのアナログの内容で、カメオ出演も多数と事前に見聞きしてたが結果MCUの最前線を走るような作品の位置付けではなかった。またヴィンセント・ドノフリオによるキングピンの再演だけでもヴィランとして最高にキャラ立ちしてるため最高に盛り上がるが、デアデビル/マット・マードックの第一話からの登場にもたっぷりエコーとの対峙シーンを魅せてくれる。正直マヤのアメリカンのルーツを想起する毎話繰り返されるようなフラッシュバックのシーンがクドく感じてしまい、もうそのくだりええわと感じてしまった。。キングピン周りで『ホークアイ(2021年)』最終話から繋がる地続きのブリッジ要素もあるためそのへんの接続はスムーズで、観てる者ほど点と線が繋がる感覚はあった!最終話のポスクレもドラマの『デアデビルボーン・アゲイン(原題)』へのサインだろうか。MCUの次回作『デッドプール3(原題)』まで今年はかなりの期間が割かれるが十分な完成度を次回は期待したい。
JIZE

JIZE