過酷な謎の異世界"今際の国"を舞台に数字のトランプをすべて集め"ねくすとすてぇじ"へ進んだアリスたちが残るジャックやクイーン、キングの絵札のカードをクリアするため各すてぇじで激突する。まず結論。戻れるかｏｒ戻れないかの今際の国(脚本)自体の着地点より、各げぇむの熾烈なデッドヒートのほうが正直面白く、げぇむの繰り返しを永遠にあと１００話ぐらい観続けたい感覚となった。個人的には「すうとり」や「どくぼう」、「てんびん」など知力を駆使する心理戦の盛り上がりがすばらしい。チシヤ関連はダークヒーロー感ありすべて良かった！今回Ｆｉｌｍａｒｋｓのオンライン先行試写会にて、計Ｅｐｉｓｏｄ８分を鑑賞。また前回『今際の国のアリス(２０２０年)』のシーズン１配信からはや２年で、植物化された東京の荒廃する渋谷の風景やアリスとウサギ以外にもパート１での生き残りのキャラの再登場など、前回の関係図を完結させずげぇむの盛り上がりに直結しているはうまい。それぞれキャラのもとの世界での背景のエクスキューズは抜かりなく継ぎ足す。ねたばれ不可避の内容のため計８エピソードは間を空けず一気みしてもらいたい。あと原作は未読なのでアレだが置きにきた"ジョーカー"の示唆も、個人願望としてはシーズン３への布石としてＮＥＴＦＬＩＸにおける再生数や世評次第だろうが佐藤信介監督を筆頭とする製作陣座組には、頑張ってもらいたい限りである。
