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バイオハザードのJIZEのレビュー・感想・評価

バイオハザード(2022年製作のドラマ)
1.2
T-ウイルスが蔓延した人口都市"ニューラクーンシティ"を舞台に生存者たちが必死に生き延びようとする。期待値が高すぎて第一話からちゃぶ台ひっくり返された感覚。完全に"バイオハザードの皮をかぶった別モノの何か"だった。。おもに地下トンネル内での大群のリッカーの双方向からの奇襲や大蜘蛛クリーチャーの妖しげなくだりが、個人的にはハイライト。公式発表から2年間の歳月を経てようやくネトフリで配信。そもそもバイオといえば荒廃した土地での過酷なサバイバル劇や、生存者同士の熾烈な争いが普段ならメインには描かれるが、このドラマ版にいたってはヒューマン9:サバイバル1といった比率で、一言でストーリーが"退屈"という言葉に集約される。正直ストーリーが凡庸過ぎて、後半の話数からはアクションのシーンまで飛ばして二倍速でみた。今年1月にやったヨハネス・ロバーツ監督の『バイオハザード: ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2022年)』が優秀に感じてしまうドラマ版のB級以下の低クオリティぶりは、製作体制マジで大丈夫か?と言いたくなる。黒人女主人公も魅力なし。まさに初回から最終回までバイオなのに平坦な会話劇が9割強を占め誰トク?な終末ドラマでした。
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