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病と自己を見つめるふたりの、トイレを舞台にした異色の会話劇 拒食症で嘔吐を繰り返す柚咲は、大学のトイレで嘔吐する静葉の存在に気がつく。ふたりはトイレの壁をへだて関係を築いていたが、静葉があ…
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題材はかなりシリアス。 食べたものを吐いてしまうというのは、相当に苦しいものだろう、と観ていても伝わってくる。 誰かと…
短編とはいえトイレを中心舞台にして撮ろうとする意気込みと、アングルとモンタージュの選択は他の入選作と比べてもちゃんとし…
この部屋はどこに繋がって、どこに向かっているのか？ 大学を除籍となり引きこもっているナリヤスの家に、かつての映画仲間シュウタが突然やって来る。彼はなぜ家にやってきたのか？異空間につながる部…
大学も卒業できず除籍となり、引きこもりを続けているナリヤス。お盆休みに学生時代の映画サークル仲間のシュウタが彼を訪ね…
石川泰地監督特集にて、『巨人の惑星』の直後に鑑賞、2本続けて観たことで、カメラ位置の低さ、生活空間に発生する非日常的な…
「ふれる」ことで喪失に向き合っていく少女の成長物語 数年前に母を亡くした小学生の美咲。学校などで問題を起こし周囲を困らせていたが、陶芸工房で遊ぶうちに喜びを感じるようになっていく。子供と、…
母の喪失を静かに描く。淡々とした作品なのだが、映像がとにかくハイクオリティなので飽きることがない。また共感度の高い演技…
「おい……見てるか谷沢……お前を超える逸材がここにいるのだ……!! それも……2人も同時にだ」 天才、現る.....…
撮影入り直前、死んだと思われていた前妻が姿を現す…。
清く正しくデプレシャン全部乗せの『8 1/2』で普通に面白かったけどまぁ忙しない映画。ただこの乱雑な語り口がらしさを感…
ぴあフィルムフェスティバル、アルノー・デプレシャン監督特集で鑑賞。 映画監督のイスマエルは外交官の弟イヴァンを題材にス…
かつて栄えた町の記憶を巡る、町⺠とアーティストたちの物語 ギャラリーを運営する麻子は映像作家の谷繁に展示を依頼し、部屋を貸し出す。元々麻子とルームシェアするスミレは不信感を募らせるが、谷繁…
久々にぴあフィルムフェスティバル関連の作品を観ました。スカラシップ作品ではなく、応募作品のうち観客賞というのを受賞した…
『上飯田の話』といい、やはりこの作り手は全く信用に値しないし、ものづくりに対する問いの立て方をハナから間違えてるという…
夢と、うつつと、現実と。世界がうらがえる 28 分! 息子の啓太を海の事故で亡くした真司。講師をする絵画教室の生徒から、故人を架空の相手と死後結婚させる供養の言い伝えを聞き、実行にうつすと…
ご先祖様の御霊が里帰りする夏のお盆。お盆の正式名称は「うらぼんえ(盂蘭盆会)」です。この「うらぼんえ」と題する本作品…
過去に幼い息子、啓太を海の事故で亡くした真司は、講師をしている絵画教室で生徒から『ムカサリ絵馬』の話を聞く。 それは幼…
ワンルームという限定空間を宇宙的に解釈した短編映像 登場する男に名前はない。そしてほとんど映ることもない。カメラは男がいなくなったマンションを写し続ける。「不在の空間」は「観察者」がいるか…
短文感想 採点不能 なんだか妙に印象に残ったショートムービーでした。1人の男が支度をして家を出ます。その後の家の様子を…
タイトル通り、人が不在の家の出来事(様子)を観察できます。 正直、自分はホラー作品かと思って作品の情報の下調べをせずに…
登場人物、男と女。逃げても逃げても日常はやってくる 帰宅した恋人の和真の様子がおかしいことに気づいた彩乃。彼は、車を乗り捨て洗濯を始め、何が起きたかは全く話さない。翌朝家に尋ねてきたのは……
『鳥籠』と同じく、PFFアワード2023で入選した自主製作映画22作品の一つ。 初期の北野武映画に雰囲気が似ていて、…
芝居が上手い、と思ったらキャスト見て納得。最初、とてもビデオぽいチープな画質(PFF好物の)なので、村上由規乃とか出て…
人間とアンドロイドをめぐるハイテンポな会話劇サスペンス 人型アンドロイド「リーチャー」を巡る被験者募集に応募した大学生の多良野。実験中、多良野はリーチャーに逃げられ落ち込むが、実験にはある…
とあるイベントにて鑑賞機会を得ました。監督は2000年代生まれの若人！とのコトで大学在学中に撮られたモロの自主映画、て…
精巧なアンドロイドの実験を描いたSFショートムービー。新型アンドロイド「リーチャー」の実験を描いているが、リーチャーだ…
実習生の徒労感と静かな怒り 中国からの技能実習生・慶陽は給与未払いの訴えが組合に取り合われず疲弊していた。さらにルームメイトの悪事に加担し、組合に弱みを握られ、追い詰められていく。映画に終…
日本で技術を学び、母国に還元する技能実習制度。現実には低賃金・長時間労働に加え、賃金未払い、劣悪な労働環境など問題は山…
PFFアワード2023プログラムIにて 日本人は寛容だとよく言われているが、出稼ぎにきた外国人から見たら色々な面で至…
「道」と人生の選択にまつわるミニマルな映像作品 進路に悩む、高校生の佐藤と金本。進路選択の提出が明日に迫る中、友人二人にカラオケを誘われ佐藤はそれに乗ってしまう。坂道や T 字路の道の形状…
PFFアワード2023プログラムGより 進路相談に悩む高校生を描く短編 高校生にとっては人生で一番大事な局面を決め…
ぴあフィルムフェスティバル2023 人物のアップやＴ字路を捉えるのが上手いとは思うが、イマイチピンとこなかった も…
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