このレビューはネタバレを含みます
リバー・流れないでよ
Mondayに続いてこの監督はタイムループものが好きなのだろうか?笑
Mondayよりもちゃんと落とし所が明確で一人一人の心の描写がわかりやすくてとてもgood。
時をとめたい。ずっとこのままがいい。これからの未来が不安。と
みんなが1度は思ってた事のある心情を起点にしているのが観客の感情移入をスムーズに
序盤のコメディパート→中盤の感情移入パート→終盤の〆パートと内容もこちらの心情を「次のテーマはこれだよ。」とちゃんと動かしてくれているいい映画。
途中本館3階の部分で一瞬中だるみするがその程度の不満しかこの映画には出ない。
「人と人」には立ち止まる時間も話し合う時間も必要不可欠で、その時間が足りないと出るストレスは皆同じようなベクトル。
だけれどもそのストレス、不満を時間をかけて少しでも解いていくと確かに心には余裕が出来て。
前に進む気力がちゃんと産まれてくる。
人って凄いんだなーとも思わせてくれました。
きっと便利な物が溢れている未来人。
けれども、あの子も今の私たちと同じくちょこっと立ち止まる時間が必要だったんだなあ〜とちょっと最後はエモく。