麦秋(むぎのあき)の作品情報・感想・評価

『麦秋(むぎのあき)』に投稿された感想・評価

キング・ヴィダー監督「群衆」(1928)の続編とされる一本。MGMが内容を社会主義的だとして許可せず、監督が私財を投入して制作。友人のチャールズ・チャップリンが自社ユナイテッド・アーティスツで配給し…

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ok

okの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

傑作

次々と起こるトラブルに飽きない展開

観客に与える登場人物の印象を多面的にすることで深まった人物造形のリアリティ
それらを視覚的な出来事で表現するアイデア 芝居付けの的確さ

観客に不安な展…

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asako

asakoの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

むぎのあき なんだ
ばくしゅう じゃなくて
開墾のお話でした。
いけ

いけの感想・評価

-
社会主義的傾向を持った同時代的にはヤバい映画。水路開通のシークエンスにあるような労働は、アメリカポピュリズムの自助努力を体現しているようでもあり、政治的な曖昧さがこの作品に色気を与えている。
Jaya

Jayaの感想・評価

1.4

このレビューはネタバレを含みます

失業者ジョンが、妻マリーの伯父から教えられた荒廃農地を仲間を募って再開拓するお話。最後に馬に引かれてた奴は何なんだ…。

共産主義的共同体幻想そのまんまという集落。その割に横暴な者は暴力で叩き出し競…

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すずす

すずすの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

キング・ヴィダー監督が私財を投じて制作した、ヒューマンストーリー。都会暮らしの夫婦が田舎の農場で仲間を募り、収穫に至るまでを描く。

ヴィダー監督が思い描いたのは、社会主義的な共同体だったり、またH…

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水路にゆっくり水が流れる(まあまあ細かくカット割ってるのがじれったい!)ラストの圧倒的多幸感に全部持ってかれた。
山

山の感想・評価

3.6
0が10になる楽しさはあるけど状況説明やら動線誘導やらが拙劣な印象。風車のカットなんか野暮ったい。

不況で働き手はあれど仕事はない。
滞納分の家賃を2日延ばしてもらい、身内から借りるつもりが身内も苦しくそれは叶わず。
叔父が言うにはこの苦境を乗り越えるヒントは土地を無料同然で買い上げられ移動してき…

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Hiromasa

Hiromasaの感想・評価

3.5

共産主義のユートピアを描いた映画だった。淫乱女の誘惑を断ち切って共同体に帰還するというストーリーはどうかと思ったが、クライマックスの「溝掘り隊」は感動的。最後、わざわざバイクで泥の中に突っ込んでいく…

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