キング・ヴィダー監督「群衆」(1928)の続編とされる一本。MGMが内容を社会主義的だとして許可せず、監督が私財を投入して制作。友人のチャールズ・チャップリンが自社ユナイテッド・アーティスツで配給し…
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傑作
次々と起こるトラブルに飽きない展開
観客に与える登場人物の印象を多面的にすることで深まった人物造形のリアリティ
それらを視覚的な出来事で表現するアイデア 芝居付けの的確さ
観客に不安な展…
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失業者ジョンが、妻マリーの伯父から教えられた荒廃農地を仲間を募って再開拓するお話。最後に馬に引かれてた奴は何なんだ…。
共産主義的共同体幻想そのまんまという集落。その割に横暴な者は暴力で叩き出し競…
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キング・ヴィダー監督が私財を投じて制作した、ヒューマンストーリー。都会暮らしの夫婦が田舎の農場で仲間を募り、収穫に至るまでを描く。
ヴィダー監督が思い描いたのは、社会主義的な共同体だったり、またH…
不況で働き手はあれど仕事はない。
滞納分の家賃を2日延ばしてもらい、身内から借りるつもりが身内も苦しくそれは叶わず。
叔父が言うにはこの苦境を乗り越えるヒントは土地を無料同然で買い上げられ移動してき…
共産主義のユートピアを描いた映画だった。淫乱女の誘惑を断ち切って共同体に帰還するというストーリーはどうかと思ったが、クライマックスの「溝掘り隊」は感動的。最後、わざわざバイクで泥の中に突っ込んでいく…
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