キラー・オブ・シープの作品情報・感想・評価

キラー・オブ・シープ1978年製作の映画)

Killer of Sheep

製作国:

上映時間:83分

ジャンル:

3.9

『キラー・オブ・シープ』に投稿された感想・評価

とうじ

とうじの感想・評価

4.0

モスデフがthe ecstatic (まじで名盤)のアルバムカバーに本作のスチールを使ったのは有名だが、まさにその黒人の子供たちが屋根と屋根の間をぴょんぴょん飛んで遊んでる場面が、まんまMid90s…

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「死ぬまでに観たい映画1001本」931+212本目

ストーリー]
ワッツ暴動(1965)の爪痕が残る、1970年代初頭のロサンゼルス・ワッツ地区。妻と二人の子供を養うスタンは羊の屠殺場で働いてい…

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島晃一

島晃一の感想・評価

4.5

貧困地区に住む力にも性にも頼れない黒人男性の弱さの描き方は、『ムーンライト』以降の現代性とつながるものがあると思う。モス・デフ『The Ecstatic』ジャケでも知られる屋根の上の跳躍シーンなど、…

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これはもっと日本でも見られてほしい。また、UCLA映画学校を中心としたアフリカン•アメリカ系クリエイターによる活動L.A. Rebellion(1967-1989)についても知られるべきものである。…

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英語力の敗北字幕無しその2 うとうとと微睡みながら観るにはあまりにも贅沢な美しさだった

英国映画協会"史上最高の映画100"に今回ランクインした一本。黒人監督チャールズ・バーネット(日本ではほとんど知られていない)によるUCLA映画学部の卒業制作。1978年に公開されたきり知る人ぞ知る…

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mingo

mingoの感想・評価

4.1

超伝説級の一本、初見からUCLA作品っぽさがビンビン。スパイクリーもバリージェンキンスのブラックムービーもこの映画がなかったらすべてが無いと言っても過言ではないのでは。特にジェンキンスのムーンライト…

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s5562

s5562の感想・評価

3.8
監督の記憶の断片をつないだような映画。
淡々としたゲットーの日常と現実をを力強く描く。

ネオ・リアリズモの精神で描かれたブラック・ムービー、という映画史的な価値だけではない、生々しさと瑞々しさに溢れた映画だった。
主に室内で描かれる陰鬱と言ってもいい大人たちの描写。それと対称的に、路上…

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近年評価が高まっているという情報以上に前提が大切な要素になってくる監督なのではと思った。スパイク・リー以前の黒人監督ということより黒人文化としてのほうが自分には言えるところがあるかもしれない。

舞…

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