未曾有の大洪水によって、生存者たちが一軒のスーパーに閉じ込められる。次から次にわいて出る危機に見舞われながらも、店からの脱出を試みるが、生存者の中に強盗殺人犯が紛れ込んでいると分かり…。
タイトルには>>続きを読む
金字塔『ソナチネ』のあとにバイク事故を挟んで世にだしたのが、こんなのっていう凄みが、今になっていい味を出してるんじゃないかな。芸術的キタノブルーからの、安くて下品で内輪ノリのクソ映画っていう…。世界的>>続きを読む
おかっぱなジャッキー・チェンの真面目な演武から始まる。槍術の舞を一通りやりおえると、剣とトンファーに持ちかえて2対1の立ち回り。そこにナレーションが重なって、本作のストーリーを説明しはじめる。
各々の>>続きを読む
「見えざるは無きにひとしい。」
加藤保憲が、幸田露伴の施した目眩ましの結界術を破るときのセリフ。正体も戦いの動機も途中まではまったく不明の謎の男だが、セリフだけで強さと危険性がわかるっ!強者のレトリ>>続きを読む
高校時代に思いを寄せていた先輩を慕って、大学にやって来た田舎娘。そこで落ちぶれ変わり果てた先輩の姿に失望し、実家に帰ろうとする彼女を心理学ゼミナールの教授が引き止める。教授は独自の「恥じらい理論」を完>>続きを読む
黒沢清の初期作がHDリマスターで復活。
渋滞にはまってしまったタクシーのなか。女性客がひとり、運転手のオッサンの世間話に付き合わされている。
なかなか車が動かないから、「ここで降ります。」と言うと「そ>>続きを読む
画質の粗いスーパー戦隊シリーズのロゴをティラノが踏みつけるオープニング!ついに始まった!続編がっ!アラサー接待映画だってわかりきってるのに…、もうそろそろこういうので喜んでちゃいけないと思うんだけどな>>続きを読む
あるIT企業の社長は不倫相手の女性が殺された密室殺人事件の容疑者となってしまう。無実を訴える彼は、100%無罪を勝ち取れるといわれる敏腕弁護士を雇い、自分の潔白を証明してほしいと依頼するが…。
人と人>>続きを読む
「嚙道」
震えがきた。かみつき。女子供が最後に頼る自衛の術。大の男が使用うシロモノじゃあねぇわナ。果たしてそうだろうか。窮鼠猫を噛む。強者からの理不尽な暴力にさらされた弱き者が、身一つで逃げ込めるも>>続きを読む
ワンボックスカーを運転するおっちゃんが、前方不注意で高速道路のカーブをドリフトする。タイトル前の見せ場にしてはちょい地味だが、コミカルで悪くない。
ハイエース苦手なんだよな。日雇いと派遣の記憶がフラッ>>続きを読む
『踊る大捜査線』とか『相棒』みたいな警察組織内部のゴタゴタに焦点をあてたちょい難しめコナン。硬派な刑事もの風が新鮮で、なかなかいい。
東京サミットで使用される予定の施設が爆発。警備してた公安が数名死傷>>続きを読む
AI人形が引き起こす惨劇を描いた作品。ジェイソン・ブラム、ジェームズ・ワン製作。おもちゃ会社の開発部に所属する主人公は、事故で両親を失った姪を引き取ったことで、子どもの友達で保護者の協力者となりうるA>>続きを読む
霊的な存在によってもたらされる脅威を、科学由来のテクノロジーで対処したり対抗したりするのは、ゴーストバスターズなんかでもよくやっているけれど、本作ではハイテクを媒介として現世に呪いが生まれ出でるという>>続きを読む
11歳の夏休みのバケーション映画。少女は離れて暮らす31歳の父親とトルコの穏やかなリゾート地にやってきた。娘は父親にカメラを向けて二人の関係を記録をしながら、余暇を過ごす。
ただそれだけ。派手な演出や>>続きを読む
どこまでを信心と呼べるか。極めて意識的に努力して無神論者たろうとしている僕だけれど、やっぱりお賽銭箱にオシッコしたり、神棚に屁をこいたりはできないから、つくづく人間はなにかを拝むのをやめられない生き物>>続きを読む
ロケットや月面探査機の紹介からはじまりはじまり。「車輪とは人類最初の偉大な発明である」という説明に既視感があったんだけど、某ひろゆきが配信でおなじことを言ってるのをショート動画でみた気がする。丸っこい>>続きを読む
松本人志監督作品。ドキュメンタル12の長州力がスゴすぎたのと、吉永小百合との初対談で吉永さんが拝見したとタイトルをあげておられたから、松本作品群再評価の兆しを感じて、たぶん一生みることはないと思ってい>>続きを読む
今さら『君に届け』にハマってます。同世代の女子たちは、僕らがエースの処刑と白ひげ対海軍の戦局に一喜一憂しているころ、こんな進んだもん読んでたんだね。どうりで大人っぽいわけで…。
超シンデレラストーリー>>続きを読む
ショウビスなキラキラ世界の舞台裏ミュージカルというジャンルの開祖。歌と音楽ともに映画のために書き下ろされたものらしい。世界初の全編トーキーによるミュージカル作品なんですって。
1920年代の舞台演芸の>>続きを読む
「がおーっ!怪獣だぞ食べちゃうぞー!」
このゾッとする子役演出の下手さはなんなんだろう。中田秀夫監督作品に出てくる子供は、これでもかってくらいウザいし憎たらしい。
怪獣ごっこをする子供は、鳴き声とか動>>続きを読む
月の裏側から円盤に乗ったナチスの残党が地球に攻めてくるSF映画。ブラックコメディなのだろうけど、ユーモアに欠ける。バカのくせにすかした顔で一丁前の皮肉とか言ってくるやつみたいな風で無理。
カンパして作>>続きを読む
クレヨンしんちゃん劇場版初の3DCGアニメ。
悪役はヌスットラダマス二世。ノストラダムスの隣町に住んでいたヌスットラダマスっていうネタは、しんのすけとひまわりが超能力を得る原作のエピソードから引っ張っ>>続きを読む
女性向けなのだろうけど、創作の世界の住人が現実に逆異世界転生してきたらどうなるか?この「もしも」を突き詰めていく思考実験としてみると、しっかりと男性のオタクにも刺さる内容になっていると思う。
オモチャ>>続きを読む
旭日旗にハーケンクロイツ!天皇陛下ばんざーい!ちなみに、ガーナ国民の公用語は関西弁なんですって。知ってた?この時点で両手で鼻ほじりながらみてもええねんでって言うてるようなもんや。いてもうたれ!
東条英>>続きを読む
「狩りはするよ。動物以外の獣だがね。」
イケオジ狩人ですねバウアー検事長!葉巻でゴホゴホ。度の強いでっかいメガネと広いおでこが光る。国にとって誇れるものは、木や森や建物や歴史や偉人の功績などではなくて>>続きを読む
超人化実験でヒョロガリがムキムキに。おっしゃあ、ファシストと戦うぜ!とはいかず、バカな衣装を着させられた戦意高揚キャラとして祭り上げられてしまう。
たとえ実験が成功しても、工業的な量産に至らぬうちは唯>>続きを読む
ギレルモ・デル・トロ最高傑作は、世評にならってアカデミー作品賞の『シェイプ・オブ・ウォーター』か、この作品をあげることになると思う。
ここで描かれるのは、恐怖政治が国を支配していたフランコ政権下のスペ>>続きを読む
「空からの力」
往年の名やられ役キングギドラが爆誕した作品だが、初出となる本作では、ちゃんとしたワルの怖さがある。
これまで主役をはってきた三匹の怪獣が、力をあわせてようやく渡り合える。宇宙からやって>>続きを読む
見所は、白ビキニのスキンダイビングお姉ちゃんが速攻でやられるところ!パペットシャークアタックは、毎度のことだけど唐突すぎて慣れない。この水中撮影はかなりきれいに撮れていたから、もっとみていたかったのに>>続きを読む
中国産のサメ。陸地が水没して建物のなかにサメが入ってきちゃう災害パニック&動物パニックちゃんぽん系。主人公の水中結婚式の回想からはじまるオーブニングはいいアイデアだと思うけれど、なんかすごく抽象的で断>>続きを読む
効率厨脱出RTA in 遠鉄電車。ホラー映画をみているゲーム脳人間が、ああすればいいじゃん、こうしたらいいじゃんと、鼻ほじりながら画面にむかって嘯いてるようなことを、ホントに律儀にやってるから驚いた。>>続きを読む
ストーリーは、高校時代からのなかよし5人組が遊園地「としまえん」を訪れて、面白半分である都市伝説が噂される扉を叩いたことで、次々に怪奇現象に襲われて…といった具合に、よくある心霊もの。ハナシ自体は可も>>続きを読む
YouTuberとして売り出し中の女性タレント三人が、芸能活動の一貫として事故物件のアパートに住んで動画撮影をするという企画に参加させられてしまうが、そこで怪奇現象に襲われる。国産血みどろホラー。
主>>続きを読む
冒頭の赤ちゃん助けるところ、ヒーロー映画ひいてはファンタスティック映画のなかでも、屈指の人命救助シーンだと思う。忙しい朝でも朝食をとることの大切さも子供に教えてくれる教育的な場面ですし。
普通の大人な>>続きを読む
邦題が最悪!「前編」ってタイトルに書いとけやアホンダラァ!超だいっ嫌いな最初っから前後編って言わないやつ!ライラの冒険系!
物語とは、はじまって、終わるもの。だから好きだ。映画のいちばんいいところは、>>続きを読む
鞍を持って広野をひとりで歩いていくのが、我らが主人公。曲がったことが大嫌い。質実剛健オーディ・マーフィー。捕まえた馬が野生でないとわかれば群れに放そうとするし、闘犬をみればかわいそうだと割って入ってケ>>続きを読む