垂直落下式サミングさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

垂直落下式サミング

垂直落下式サミング

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アニメ(10)

私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

3.5

出版社に転職した男が、職場の先輩である人妻に好意を持つ。気をひこうと懸命にアピールするも、清楚で身持ちの硬い彼女には相手にされず。しかし、そんなある日、彼は彼女から思いもよらない誘いを受けることになる>>続きを読む

私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

3.5

福岡県北九州の片田舎に住む仲良し女子高生4人組が、高校最後の夏休みにクリープハイプのライブを見るべく、ロックバンドの本場東京を目指して自転車を走らせる。息づかいが聞こえてきそうなほど、物語は彼女らの傍>>続きを読む

NO選挙,NO LIFE(2023年製作の映画)

4.2

選挙映画二本立てっ。真打ち登場!
最初の『シン・ちむどんどん』がクソ駄作だったから、何割増しかよくみえる。似たような題材だけれど、真剣さが違って面白い。
政治ライターの畠山理仁さん。とかく真摯で真剣。
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シン・ちむどんどん(2023年製作の映画)

2.5

なんだか面白味の薄い作品だったなあ。
目的はなんでもいいけど、茶化しにいくような態度が気にくわない。やるなら、もっともっとリアルガチでやってください。
日本からは、マイケル・ムーアみたいな人は出てこな
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.5

神々の怒りを買ってしまったシャザム。スーパーパワーを取り上げようと、巨大なモンスターを引き連れた恐怖の神様三姉妹が地球にやってくる。シャザムは仲間たちを守るため、神々との戦いに挑むが…。
前作に引き続
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.5

身寄りのない孤児の少年が、魔術師から選ばれし者と認められ、特別な力を授けられる。少年は魔法の言葉を唱えることで、たくましい大人のヒーローに変身。しかし、スーパーパワーを手に入れて調子に乗る彼の前に、悪>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

4.0

お“手”軽。憑依体験。
母親を亡くした女性が、人の腕の形をした彫刻を霊媒とした死後の世界と交信できる降霊術遊びに興じた結果、自身も霊感体質となったことで、直面する壮絶な恐怖を描いている。サンダンス映画
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.4

猫娘ちゃんがモデル体型な最新版の第六期鬼太郎と、シリーズの原型となった貸本時代の墓場鬼太郎の世界観を繋ぐような劇場版。
鬼太郎の出生の秘密にせまる。時は、昭和30年。製薬会社の一族を訪ねてやってきた銀
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市子(2023年製作の映画)

4.0

突如姿を消した市子という女性の過去や秘密を周囲の人間が絡み紐解いて行く形式のヒューマンサスペンス。
相手の好意がホンモノか確かめるために、わたしの不幸を背負えんのかって迫って、必要以上にドン引きさせて
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ナックルガール(2023年製作の映画)

3.5

悪猿。
実は、俳優として王道ど真ん中なキャリアを重ねている伊藤英明さん。若い頃の当たり役の熱血漢主人公をしっかりとやりきったあとは、従来のイメージとは異なる役での評価を得て演技派へ脱却してみせ、最近は
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次元大介(2023年製作の映画)

3.0

玉山鉄二が次元大介を演じているため、小栗旬が主演した実写版ルパンの世界観を引き継いでいると思われる。キングダムやら東リベのように、漫画の映像化としてはそんな大成功した気がしないのだけど、そんなののスピ>>続きを読む

ブルービートル(2023年製作の映画)

3.0

大学を卒業したばかりのあんちゃんが、将来への希望を胸に故郷へ戻るのだが、なかなか思うような職が得られない。妹だかに紹介されたショボいバイトを頑張っていたら、異星人兵器スカラベに寄生され、スーパーヒーロ>>続きを読む

処刑山 ナチゾンビVSソビエトゾンビ(2014年製作の映画)

4.2

そして、処刑山パート2。移植されたゾンビの細胞。男の右腕に魔が宿る。
終わりなき戦争体験を引きずった第二次大戦の軍人ゾンビたちが、因縁の土地でぶつかり合う。時を超えた殺しあい。呪いあい。ゾンビにはゾン
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処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

3.8

ノルディックゾンビ。厳寒の雪山でゾンビ化したナチスの残党たちが若者を襲う!ノルウェー産スプラッター。
冬山にバカンスにやって来た医学生たち。彼らは、かつてその土地で非道の限りを尽くしたナチスの部隊が、
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

ディズニープリンセスストーリーのような華々しさきらびやかさは控え目な気がしたが、いろんな動物が喋りだして歌い出すところが本当に素敵で、そこで歌われていることにも大いに共感できた。
みんなのなかに星との
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.0

ディズニーの100年が大集合。
『ウィッシュ』は、100年の歴史を背負ってたつ最新版であると同時に、かつての売りだった華やかさや豪奢さをおさえた地味な画風なので、そういった方向性の長編の最初にくっつい
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.5

田舎箱入り娘の地雷感を、極端にカリカチュアした怪物が爆誕。
朝っぱらから、お母さんにお小言を言われる農家の娘。女の子は、この家庭環境を窮屈さを感じていそうな素振りをみせるれど、不服そうにしながらも動物
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X エックス(2022年製作の映画)

4.0

6人の男女が、それぞれの野心と思惑を胸にポルノ映画を撮影するためテキサスの農場を訪れるが、撮影場所として離れを提供した老夫婦はどことなく様子がおかしくて…。
そこらの民家でイッパツ撮りしていっちょアガ
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ヒッチハイク(2023年製作の映画)

2.5

山奥でヒッチハイクしたら、ヤバ一家に拾われた系のネット都市伝説が元ネタ。画面の色合いだとか、針葉樹林の山道の雰囲気や、絡んでくるキャンピングカーの面々の浮世離れ感は見もの。
ただ、キャラクターの動かし
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ふたり(2019年製作の映画)

3.8

大好きなあの人にとって、自分は大勢のうちのひとりにしか過ぎなくて、頑張って近づいてみるんだけど、どうやってもいちばん大切な人にはなれない気がして、アナタの言う好きと、ワタシが思う好きは違うとわかってい>>続きを読む

KINBAKU~月の章~(2016年製作の映画)

3.5

夫の自殺で未亡人となった女性が、夫に追い込んだ会社の女上司に復讐するため、縄師を雇ってそいつを辱しめてもらおうとするのだが、自分も縄師によって縛り上げられてしまう。女たちが緊縛による快楽に呑まれていく>>続きを読む

プチ温泉芸者(2000年製作の映画)

3.8

祖母にはじめて会いにいく途中だという女の子の車に拾われたヒッチハイクギャルが、その子の祖母がやっている箱根の老舗旅館に宿泊。そこで温泉宿の経営が窮地にたたされているを知り、成り行きで集客に協力すること>>続きを読む

七子の妖気(2012年製作の映画)

3.5

岐阜県下呂市の温泉街町おこしムービー。
女湯かと思ったら、いきなりおっさんのシャワーシーンで膝カックンをきめてくる。しかし、湯船に浸かり、不穏な気配がしてふと気づくと女の幽霊がっ!ちょっとだけホラーで
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新天然華汁さやか 処女組VS爆乳ヤンキー(2010年製作の映画)

3.5

処女組VS爆乳ヤンキー。伝説の対決。
主演の桐山瑠衣は、眉をハの字にして口をムッとさせてる表情がうまい。ぶりっこになりかねないようなめっちゃうざい顔なのに、嫌みじゃなくみえる。
今回は、前作では希薄だ
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天然華汁さやか(2009年製作の映画)

3.5

清楚な優等生のさやかは、内心ではエッチな妄想を膨らませる巨乳女子高生。スポーツ万能なイケメンに試験勉強に誘われたことから果てしない妄想を抱き始め、同じくエッチに憧れる同級生らとサークル「処女組」を結成>>続きを読む

(2023年製作の映画)

2.0

綺麗事なしに描写と言えば聞こえはいいけど、この障害者施設は、あまりにも管理の行き届いていない現場のような気がする。
これが障害者福祉介護の現実なのだ、直視せよ!とでも言いたげなテンションで、全国公開規
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禁じられた遊び(2023年製作の映画)

3.5

ハシカン主演のホラー。
なんだかなあ~なのは、霊能力番組の嘘臭さと古臭さ。リン・ピョウ・トウ・シャ!ナンチャラ・チャンチャラ・ゼン!ちゃんと胡散臭いけど、オールドスタイル過ぎて逆に新鮮。
ノストラダム
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ドラミちゃん アララ・少年山賊団(1991年製作の映画)

3.0

ドラミちゃんの短編。テクノロジーに頼りきりな未来人セワシと違って、戦国時代の人たちは自分のちからで頑張ってなにかをやり遂げようとしているのが、残酷な対比として突きつけられる。
やっぱり、セワシが嫌い。
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ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!(1993年製作の映画)

3.0

セワシのアンチです。
第一話からずっとマジで嫌いコイツ。食うに困るような家庭に生まれているわけではないのに、ルーツに敬意をはらわない人間が大キライ。自分の不出来をご先祖様のせいにして擦り付けてくるの最
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ドラミちゃん 青いストローハット(1994年製作の映画)

3.5

22世紀の銀座。街中を歩いていたドラミは、カカシ型ロボット・クロウを見かける。彼の忘れ物を見つけたドラミは、彼を追って奇妙な家へ入るとそのまま異世界へと迷い込んでしまう。
ドラえもんシリーズにしては、
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ウメ星デンカ 宇宙の果てからパンパロパン!(1994年製作の映画)

3.7

ウメボシデンカ。なんかドラえもんと設定がよく似ている。それもそのはず、藤子先生の一個前の連載作品だという。藤子不二雄名義で2年くらい連載したけど、あんまり跳ねなかった漫画らしい。
母国が惑星ごとなくな
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おばあちゃんの思い出(2000年製作の映画)

4.0

のび太が子供のころ愛用していたクマのぬいぐるみを、母親がボロいからって捨ててしまおうとするところから始まり、そのぬいぐるみを縫って直してくれた亡くなったおばあちゃんを一目見たいなあと、のび太とドラえも>>続きを読む

ぼくの生まれた日(2002年製作の映画)

5.0

本家ドラ泣き。
真上からのショットで、肩にかついだ巾着袋を揺らしながらスキップするのび太の背中を後ろから撮っていて、そのあと川辺の横のみちをルンルンとしているのを横からとらえ、アリンコを踏んづけないの
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のび太の結婚前夜(1999年製作の映画)

3.6

あい変わらず「あの青年は人の喜びや悲しみをわかる人だ」って、しずかパパののび太褒めが的を射てなくて引っ掛かる。このオッサン人みる目ないなって思ってたけど、今回みてみたら、これ本心で言ってないような気が>>続きを読む

ドラえもん 2112年ドラえもん誕生(1995年製作の映画)

4.7

ドラえもんオリジンストーリー。
原作者の藤子・F・不二雄が次の連載のネタがなくて悩むシーンからはじまって、ドラえもんのアイデアを思いつくところで終わるオシャレコンピレーション。ドラえもん誕生と連載開始
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(2023年製作の映画)

4.5

おらが地元の東海地方が生んだ三英傑。ホトトギスを鳴かせたり殺したり忙しい人たち。世界のキタノはどう描く?
ナゴヤヤンキーの信長。泥臭く生き延びることを恥じとしない家康。そして、偉い人には愛想笑いでへこ
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