ユーモアとサスペンスとミステリーのバランスが絶妙。
深夜ラジオを聴いているようなテンション。何気ない会話や小戸川の冷静なツッコミがクスッと笑える。
それでいて現代社会の闇を皮肉るような描写も多い。ダークな世界観と擬人化された動物たちとのギャップがまた良い。
声優陣はみんなキャラクターに合っていて世界観に合った演技が上手かった。とりわけ「田中革命」の斉藤壮馬には鳥肌が立った。
最終回に向けてきれいに一つ一つのピースがハマっていく感じと、ざわざわとした余韻が残る異色のアニメだった。もう一回見返したい。