よう

Mr. & Mrs. スミスのようのレビュー・感想・評価

Mr. & Mrs. スミス(2024年製作のドラマ)
3.5
夫婦でスパイ活動。
ブラピ&アンジーの映画版は鑑賞済み。

ドナルド・グローヴァーが主演、脚本、プロデュース、最終話エピソード監督をやっている。
彼といえば ♪This is America
このMVを撮ったヒロ・ムライもプロデュース、エピソード監督に参加。


アクションもあるけど、スミス夫婦の会話やり取りがメインの作り。

ドナルド・グローヴァーとマヤ・アースキンの組合せ。
この二人の芝居がなんかいい。
脚本がそもそも自然というか、二人の距離感が近づく緊張感や愛憎が混ざってる感じなどを追っていくのが楽しい。

出会って、親密になって、倦怠期へ。
オンオフずっと一緒って、たいていのカップルがこうなりそう。

ジェーン役は当初はフィービー・ウォーラー=ブリッジがやる予定だったらしいけど、マヤ・アースキンよかった。
ここまでがっつりアフリカ系とアジア系の組合せってだけでもフレッシュだし。
自分はおそらく初めて見る役者。作家もやってる人らしい。
本音を隠してる感じはなんかよかったなあ。
ジョンの元カノについてジョンに嘘を言うくだり、本気で「そうだっけ?」と思って巻き戻した。


ポール・ダノがチョイ役で出てきて「え、あんだけ?」と思ったら、一応最後に。


仕事内容が謎すぎる。
スパイアクションがメインではないので、意図的にそこは詳しく描かないのはわかる。
ただ、謎めいてるだけに気になっちゃうところはあって、「結局、あれは何だったの?」ってノイズになりかねない。
そもそも仕事の発注が雑すぎだから失敗するのでは?


最終話は、映画版みたいに、夫婦喧嘩=殺し合い。
本音さらけ出し合いのくだりは滑稽でもあるんだけど、いいシーン。
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