シーズン6きたので、遅まきながらスルーしていたシーズン5を。
3話とも、現代的な要素を捻くれたユーモアで捉えた着眼点はブラックミラーらしいと思いつつも、前シリーズと比較するといまいち脚本が弱い。
どのエピソードももうひと捻り欲しい。
こちらもハードルが上がってしまっているか。
アンソニー・マッキー/ヤーヤアブドゥルマーティン2世、アンドリュー・スコット辺りの演技はやはり見応えあり。
POPスター、マイリー・サイラスが自身をアイロニックに批評する様な3話目は興味深いが、AIロボットのくだりが逆に陳腐で台無し。
振り返ると、ビジュアル、作品プロットと時代を先駆けていた印象のあったブラックミラーだが、VR、高度SNS、AIといった本作の主題のやや使い古しの雰囲気は世評通りの物足りなさ。
逆に時代が追いつき追い越している感覚もあり、これはリアルに怖い現実が目の前にある、という事なのかもしれない。
久しぶり製作のシーズン6ははてさて…?
