意外と大人泣かせの作品。
子育て世代、子育てを経験した人々にはすごく刺さりそう。
想像以上にアクションが鮮やかで楽しい。
特に序盤のお母様(忍者)の傀儡戦闘が格好良い。
中盤の謎のイケメンのシーンは流石に耐えられず笑ってしまった。
でも鑑賞者だけに彼の正体がわかる(作中の登場人物たちはその時点ではわからない)ようにする描き方はお見事。
もののけの術使用者の着地は本当にあれでいいのかとちょっと思ってしまった。
春日部防衛隊も加わって、ストーリーを魅せるためには必要な設定だったけど、忍者の子・珍蔵くんの今までの苦労や悩みが一気に薄くなってしまうので…。
とは言え、しんちゃんの“もののけ”がこの上なく素敵だったから良し。
あとは全体的に女性の力強さが目立ってて好き。
忍者お母様・ちよめさんとか、悪者頭領の秘書さんとか…。
