ティオ

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のティオのレビュー・感想・評価

4.0
新・魔法界シリーズ3作目。
GWということもあり、劇場が本当に満員でびっくりした。
普段、観客がほとんどいなくなった上映終了間際にギリギリ滑り込みする人間だから、尚のこと…。

ジョニー・デップが裁判沙汰で降板し、グリンデルバルド役がマッツ・ミケルセンに交代したり、クリーデンスという主要人物を演じるエズラ・ミラーが最近2回も立て続けに逮捕されたりと不祥事続きだったから本気で心配したけど、何事もなく上映されてる。
エズラ・ミラーの処遇については何も情報がないから素直には喜べないのが残念。

今作は、個人的にはストーリーよりもキャラクターの魅せ方が好みで楽しかった。
前作ではやや悪っぽかった兄テセウスが最初から仲間として登場したり、呪文学のヒックス先生が本格参戦したりと嬉しい限り。
1番好きだったのは、終盤の市場での戦闘でのヒックス先生の魔法スタイルがこの上なくお美しかったこと。

冒頭のカフェのシーンが印象的。
あんなに魅惑的にコーヒーを混ぜる人は見たことがない。

幻獣キリンは、漢字表記“麒麟”の方が神獣感増して良かったのになと思った。

後はマグルのジェイコブと恋仲のクィニーの展開がちょっと残念。
もうちょっと、感情の機微をじっくりと描いて欲しかったな…。
ティオ

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