久保明が好きな人にとってはサービスタイムだが、そうでもない人にとってはこの映画は間延びしていて、終わりが唐突としている。
しかし殺人が起きたわけでもない単なるホテルの一室が、手に汗握るような緊張感…
194 2020/11/18 新文芸坐
戦争から帰還し2年、父の若く美しい再婚相手に秘めてきた想いが爆発しそうな兄、茶化す妹、困る母。
曝け出せばラクになるけど代償も大きい。
緊張感漂う会話劇。
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鈴木英夫作品を久しぶり。
義母と息子の背徳愛を題材にしてサスペンスに定評ある名匠が紡ぐ密室劇。原作は三島由紀夫の戯曲。
若い久保明(兄)と柳川慶子(妹)が良い。
「今、お前を殺したいという気持ちと…
母、兄、妹→家族4人→兄と妹→母、兄、妹→母と兄→母、兄、妹→家族4人→兄と妹と組み合わせが切り替わっていく中でのズレ、そこから生じるサスペンス。どこまで三島の戯曲に忠実なのか分からないけれど教科書…
>>続きを読む大島の燈台のみえるホテルの一室が舞台で家族四人の感情が揺れ動くさまをスリリングに描いた心理ドラマで、原作は三島由紀夫の同名戯曲。 大したことは起きないのに面白い、完全に監督鈴木英夫の手腕。それと脚本…
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