[この世の罪を背負う超越者としてのロバ]
2022年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。1989年の『春の水』以来33年ぶり6度目の選出。今回の主役はEOと名付けられたロバである。ポーランドのサーカス…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2023/05/15
ほんわか動物ムービーかと思ったらギャスパー・ノエ顔負けのアシッドムービーでした。ロバ視点のシーンでの、人間世界が蚊帳の外の安心感は完全に児童文学のそ…
ロバが主役でロバ目線で描く、ロバの放浪記。
面白いとか面白くないとかじゃなくて人間のエゴや愚かさを見て感じるロバみたいな感じ。
動物愛護団体によってカサンドラの元を追われる羽目になるし、森にはハン…
サーカス団で暮らしていたロバのEOは連れ出され、放浪の旅へ。人間のエゴによって時には癒しを求められ、労働させられ、たらい回しにされる動物の悲しみがEOの瞳で表現されている。言葉を発しないからこその哀…
>>続きを読む動物を守ろう!とした人間の声は、
その当事者(動物個体)にとっては何の守りにもなっていなかった。。といった内容。
(それを実行した権力者は、もはや動物ではなく支持者(人)の為の行動だった)
人に…
おー、なんか新鮮。
何かストーリーがあるわけでもなく、
1匹のロバが命運に流されていくだけの映画。
自然の風景と映像がキレイ
演出する音の圧がスゴイ
そしてロバかわいいな
ウマと違い物腰穏やかな…
動物虐待はダメ!って理由でサーカスから連れ出されたロバのEOの放浪ムービー。
なんと切なげな瞳のロバだろう。
ロバが人間の世界に紛れたり紛れられなかったり、ハラハラとか申し訳無さを抱えながら観た。…
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