このレビューはネタバレを含みます
映画としては地味ではあるかもしれないが、歴史の中のごく僅かな約2ヶ月間の実話ベースのストーリー。2ヶ月でも戦争は人々を掻き回す。
ノルウェー
1940年4月9日
第二次世界大戦中
ナルヴィク…
鉄鉱石の一大輸出拠点である中立国ノルウェーのナルヴィク港を舞台に、英独の板挟みにあう通訳のイングリッドとその夫グンナルを中心に物語が展開する。
銃撃戦や爆撃といった激しいアクションだけでなく、中立…
中立国のノルウェーが、イギリスとドイツの戦いに巻き込まれる話。戦争映画というと、ドイツ、イギリス、アメリカとか大国が舞台なこと多いけど、こういうあまり知られていない歴史を知るのは興味深い。
それで言…
第二次世界大戦を紐解く時、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連、ドイツ、日本あたりの話が大きな事象として語られるけど、それ以外のほぼ全ての国といっていいほど巻き込まれた大戦でもあった。
そして、そのほ…
戦争で奪われるのは 命だけじゃない
人格や絆までも 壊してしまう悲劇
この土地 その背景には 全く疎いが
末端の兵や市民 各々の苦悩や恐怖が
緊張感ある展開で リアルに描かれる
ナチスと ノルウ…
戦争は誰のために戦うのか。祖国を守るため、愛する人のもとに帰るため、子どもを救うため。中立を宣言しても敵は攻めてくる。ノルウェーのナルヴィクでも戦いが、ヨーロッパ戦線の反撃への始まりであっても、そこ…
>>続きを読むまあ国の為誇りの為戦って死ぬことが全てではないからねー。目の前の家族の命を必死で守りたいって描き方はなんとなく現代的なメッセージ性を感じたなー。
ちなみにナルヴィクはバトルフィールドに出てくるので馴…