あかめ

アバウト・ライフ 幸せの選択肢のあかめのレビュー・感想・評価

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スーザン・サランドン77歳がリチャード・ギア74歳を高級ホテルのベッドでセクシーな下着から谷間をちらつかせながら誘惑するも、ギアは拒絶してホテルから出て行ってしまう。一方、映画館では映画を見ながら号泣しているウィリアム・H・メイシー73歳を放っておけずにダイアン・キートン78歳が声をかける。メイシーはそのあとキートンをモーテルに連れ込むが…
と70歳をとうに超えた男女がチョメチョメしたくて必死になっているところから始まり、これはただごとではないぞと展開を見守ることになりました。
ダイアン・キートンがプロデューサーで「ミスター・グッドバーを探して」で共演したリチャード・ギアを起用して、高齢者のラブコメをやっているのが本作です。
現在のスーザン・サランドンとダイアン・キートンのどっちが魅力的と問われたらいまだに身体を張れるサランドンの方が魅力的に思えますが、この作品では彼女がプロデュースしているせいか、保守的な彼女の方がモテます。個人的にはやっぱり「ロッキーホラーショー」や「ぼくの美しい人だから」のセクシーな彼女が頭にあるせいか、77歳でもセクシーだなと思えます。
とはいえ日本では考えられない設定をやってのけるダイアン・キートンの貪欲さは凄いです。
物語も舞台劇の映画化らしい展開があり、よしもと新喜劇のような安心感のコメディぶりでした。
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