リック・ローマン・ウォーとジェラルド・バトラーのコンビによるいつものアクション映画。
ジェラルド・バトラー扮するCIA工作員と現地通訳の脱出を描いたストーリー。
2021年の米軍のアフガニスタン撤退を基に米国の中東政策を総括している感じ。
旨みの無い中東から足抜けしたい米国と振り回された挙げ句に群雄割拠の戦国時代と化した現地の対比。
現在のアフガン情勢は80年代のベルリンとはよく言ったもので、外国勢力と軍閥が入り乱れたカオス。
CIAはもちろん、イランのコッズ部隊やパキスタンのISIも我が物顔。タリバンや北部同盟などの軍閥は常に戦闘状態。
要するにそれぞれが独自の思惑で行動してるので何が何だか分からなくなっている。その意味ではリアル。