烏丸メヰ

バトル・オブ・ザ・キラーズの烏丸メヰのレビュー・感想・評価

2.7
欲望のままに殺し・強盗を重ねる純愛カップルのジョニーとクライド。
二人はカジノの大金に目をつけ、仲間を集めて強襲計画を立てる。
そのカジノは極悪非道な女オーナーと、××に守られていた……。

500倍ジャンクで狂った『キル・ビル』のような、キッチュでライトなゴアクライム。
登場人物の9割が狂人しか出て来ない安定のクレイジーと人命の軽さ、アクションやリアリティやストーリーラインよりも
「この要素何なの…!?」
「この要素ありかよ!?」
な“映え”を重視したはっちゃけ感で完走する。

ジョニーとクライドの生い立ちをはじめ、他のキャラクターにもバックボーンやパーソナリティ(バイキングかぶれ、オカルト主義者、復讐を誓った過去等)がさらりと描写されており、おそらくはアメコミの悪役大集合映画のような「キャラ祭り」テイストを狙った感じ。

『ジェニファーズ・ボディ』からずっと思っているが、美しいキャラクターを演じつつもかなり攻めたグロ・ゴアナンセンスシーンも演じるミーガン・フォックスさんが私は好きです。
烏丸メヰ

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