・はじめて小津映画ちゃんと観た
・セリフに抑揚がない感じがジブリのようだと思った
・「買いたいの、買うわよ」みたいな構文が多かったしそれが好きだった。「行くとも、行くぞ」みたいな、これは言ってたかわ…
いつもと変わらないほっこりする家族模様。自分の家のように親しみが沸き、気がつくと顔がほころんでいました。
それゆえしーんと静まった部屋にぽつりと孤独と悲しみが浮かんでくる。
ひょうたん先生のようにな…
録画してたBS放送を正月の祖父母の家で鑑賞。もう何度も見てるけど少なくとも自分が知る限りこれほど強烈な異化効果がなされる映画はない。『東京暮色』と共に、黒々としたブラックホールとして『東京物語』を語…
>>続きを読む昨年末から『東京物語』『お早よう』と小津安二郎監督作品を見てきましたが、
「そうだったのかな?」
「そうだよ」
と同じ事を繰り返す棒読みのセリフ回しがクセになってきました。
時代は1960年代はじ…
穏やかな家族と気の置けない友人との関係の中で、娘を嫁に出す父親の寂しさを笠智衆が淡々とさりげなく全身で演じる。味があるなぁ。何とも後味が良いのだ。昭和三十年代の街並み、できて間もない団地、チャブ台が…
>>続きを読む一人娘を嫁に出す父親の喜びと寂しさは世界共通の時代を越えたテーマですね。ハリウッド映画でも古くはスペンサー・トレイシーの『花嫁の父』や、それのリメイク版でスティーヴ・マーティンの『花嫁のパパ』が思い…
>>続きを読むなんかもう、凄すぎる。凄すぎて、言葉にしてはいけない気がする。が、それは他ならぬ私自身が許せないので、また今度、まとまった時間がとれるようになってから、じっくりと思いを巡らせてみることにする。
メ…
美しい映画
淡々と日々は流れてゆくのだな。
ひょーたんの娘さんが、ものすごい普通のおばさんで、嫁にいかないとこうなるぞ、というある意味脅迫めいた恐ろしさがあった。
現代の30代40代は、可愛くて…
このレビューはネタバレを含みます
久し振りの小津作品。
今の御時世だったら、色々炎上しそうな内容でびっくりぽん。
父親の思い付きで、自分の知らない間に見合い話が進み、おまけに振られた体の娘・みちこの気持ち、可哀想過ぎるわ。
父親には…
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