文学賞殺人事件 大いなる助走の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『文学賞殺人事件 大いなる助走』に投稿された感想・評価

創作する人々のエゴとか苦悩、そして人間が皆、どれだけ愚かで自分のことしか考えていないかを生々しく描いた作品。

文学賞という、優れた文学を決めるはずの機会が幾人もの私利私欲で混沌としているという気味…

>>続きを読む
鈴木則文監督特有のバカバカしさがありながらも、内容全体としてはかなりイマイチ。

偉大な娯楽映画王、鈴木則文監督作品の制覇を目指すのもケイジ映画潰しと同じぐらい大切なことなんだよ。

これは原作が筒井康隆の小説。読んだことある。文学賞の最終選考で落とされた男が発狂して選考委員の大…

>>続きを読む
権力を持つ皆様へ
利用する相手は選びましょう!

闇堕ちした佐藤浩一は色っぺえな

まさに筒井康隆がルサンチマンを込め、言いたいことを言いまくり、やりたいことをやりまくった快作。
文学好き、文壇好きならニヤッとしてしまうこと請け合い。
いやマジで、芥川賞とか直木賞とか、案外あんな感…

>>続きを読む
musakoji

musakojiの感想・評価

3.3

イライラするけど、スッキリした。
途中の伏線があるかないかでこの映画は全然違うものになっていんじゃないかな。
ラストはやっぱりなと解りつつも楽しめた。
筒井康隆さん出演に驚いたが、胡桃沢耕史さんまで…

>>続きを読む

筒井ワールド全開
脇もお馴染みの豪華キャストで埋め尽くされ、原作とはまた違う楽しみ方が出来る
口から泡を吐く山城新伍、好色家の由利徹、男色家の梅津栄
小松邦正、蟹江敬三、石橋蓮司、ポール牧、天本英世…

>>続きを読む
kick

kickの感想・評価

4.2

昭和の力強さを感じる映画。今じゃ絶対に観れない。

批評家気取りの人間がいっぱい出てくるの
インターネットで可視化されただけでこういう人間は昔からいるのだと思わされる。

俺にはこれしかないだの文学…

>>続きを読む

とてつもない怒りを感じる映画。主人公が作家を目指し始めたところから''終わる''ところまで、わずか二時間でその期間の全部を見せられた。

なんと言っても同人作家達の性格の歪みに関する描写が凄くて、『…

>>続きを読む
いじゃ

いじゃの感想・評価

3.1

曲者揃いの登場人物たちが名を残すために奔走する同人活動の話かと思ったら、そうでもなかった。
賞を取るために、相手を見下し、才能に嫉妬し、身を切り、罵詈雑言を吐き散らかし、狂気を振るう。
不倫も未成年…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事