ヴィットリオ・デ・シーカの作品で最も鮮烈なのが自転車泥棒だとしたら、最も美しいものはこの作品だろう。
ネオレアリズモ的でもイタリア式コメディらしくもなく特段デ・シーカらしい要素は見当たらないのだけ…
1970年 ヴィットリオ・デ・シーカ監督
ベルリン国際映画祭:金熊賞、アカデミー賞:外国語映画賞
舞台は1938年 イタリアの美しい街フェッラーラ。
夏の終わり、上流階級コンティーニ家の広大な屋敷…
「悲しみの青春」
71年にオスカーと金熊賞を受賞したデ・シーカの本作を長年観れずじまいだったが、図書館に置いてあり漸く鑑賞。文豪バッサリーニの名作を映画化した純粋な愛を美しく、ナチス、ファシズムに迫…
3月11日はヨーロッパを代表する女優ドミニク・サンダ様の70歳のお誕生日です!
(注:1951年生まれで67歳の説もあり)
とりあえず祝・古希!
ロベール・ブレッソン監督『やさしい女』でデビューを…
穏やかな庭の世界からジリジリと暗い時代になって行く。テンポが自分にはいささか合わなく、“ひまわり”程の衝撃がなかった。が、ヌードシーンのドミニク•サンダの強烈な目力には参りました。これは繰り返しちゃ…
>>続きを読む徐々にユダヤ人迫害が強まり戦争に参戦と主人公たちの周りは暗く生きづらくそして悲しい方へ向かって行く…。
シーンの切り替えで半年とか経っていたりするので付いて行くのが大変でしたね。
ジョルジョとミコル…
戦争の影が忍び寄る北イタリア・フェルラーラ。
高い塀と、広大で美しい庭に囲まれた屋敷に住む令嬢・ミコルと、幼なじみジョルジョの絆。
ユダヤ人狩りで引き裂かれる友情と愛。
ドミニク・サンダとヘル…
星降る夜に押し入れ探検隊26
女性フォロワーさんにお尋ねします。
フィルマークスにレビューを書いている方なら、おそらく1度ぐらいはユダヤ人が迫害されるシーンを映画で観たことがあるのではないかと思う…