二.二六事件の経過を主に青年将校たちを中心に描いた作品。襲撃のシーンは冒頭の20分くらいで、その後は政府との交渉になってくる。
冒頭から襲撃までのシーンはBGMも相まって緊張感があった。雪を主張し過…
皇道派と統制派による陸軍内部の主導権争いという観点がすっぽりと抜け落ち、また事件がその後の日本に与えた影響についても言及されないので、この映画を観ても二二六事件とは何だったのかさっぱりわからない。
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この時期だから見たら今の名俳優がたくさん出演していた。
若くてあまりこの事件について知らないがだれも悪人ではないように見せる撮り方に感動した。
アメリカ戦争映画みたいにドハデにしなくてもいい映画は作…
登場人物の関係者が健在であるうちに、史実とドラマのバランスをとりながら作り上げるのがこの時代の作品の難しいところ。これだけ血が流れても、悪人が一人もいないのは流石の演出。豪華なオールスターキャストで…
>>続きを読むこの事件だけを切り取って作品にするとニュアンス的にどうも読み取りにくい印象。国際的な情勢とか勢力分布とか日本の財政、エネルギー事情とか…。
当事者たちのヒューマンドラマなのか戦史的な要素が強いのか宣…
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