ドラゴン

キャビン・フィーバーのドラゴンのネタバレレビュー・内容・結末

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホラー、サスペンス映画の今や巨星の一つ、イーライロスのデビュー作。
色んな映画のオマージュ、コラージュにプラス初っ端から独自の色を出して、イヤーな空気感を醸してます。

ボーリング場のエピソードの再現で普通に出演しててワロタw
この辺はやっぱりタランティーノへのオマージュかな?

まあ、とどのつまり『殺人鬼の出てこないスラッシャームービー』っすかね。
謎の熱病?に感染したら皮膚が爛れ血が吹き出し、オマケに吐血して死ぬ…のか?
最初の犠牲者の女の子は、散々な目に遭って最後はあの納戸みたいなとこで…ね。

でも、あそこのシーンこそがイーライロスが描きたい真意だと思う。
幼馴染に対しての男女の認識の違い、それって世界で不変で共通じゃね?っていうメッセージと受け取りました。
女の子はあくまで幼馴染でそれ以上でも以下でもない、でも男はアホだから勝手に恋心を抱いて玉砕する。

お前は幼馴染だから何とも思ってない、気になるような素振りしても全くその後発展するとかないからな!と言われたら、そりゃもうね…
スコップを振り下ろす振り下ろす振り下ろす!!!
あのシーンは素晴らしかったw
何せ合法的に(いや、情状酌量は無理だろうけど)病気の苦しみから救うという意味で殺せるわけだから。いつもより多く叩くのも納得。

あと、もうどうでもいいわ!って感じでsex→チンコを酒で消毒ってのも、妙にリアルでワロタwやる事やるけどケアもしてます!みたいな。

悪趣味、グロは初作から発揮されてて苦手じゃなければ間違いなく見た方がいい作品。
謎の金髪少年のカンフー…アレ何?w
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