蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳の作品情報・感想・評価

蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳1998年製作の映画)

製作国:

上映時間:83分

ジャンル:

4.0

『蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳』に投稿された感想・評価

寺島進とかダンカンとかが出てくるのでたけしの映画見てるような気分になった笑。『ソナチネ』ぽさがあるし。オマージュというか寄せてたんだろうか。

昨日観た『蛇の道』に続けて。


娘を誘拐され、殺された男・新島(哀川翔)は6年もの歳月をかけ復讐をやり遂げる。しかしそれをきっかけに生きる目的を失い、抜け殻のようになってしまい仕事にも身が入らない…

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『虚無は不幸じゃない。』

 しかし、もう少し複雑だろうか。あるいはもっと単純かもしれない。だが、きっとどの価値判断も彼の前ではその機能を果たさないだろう。冒頭、パラシュートのエピソードがそのまま映…

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R

Rの感想・評価

4.5

大人が職場でローラースケートを履いてぐるぐる回ったりフリスビーで遊んだりしているなか何枚もの書類にハンコを押す作業を哀川翔がこなすんだけど、それもまた無意味な動きでしかなくて、ここにはとことん何もな…

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kumatora

kumatoraの感想・評価

4.5

寺島進、ダンカン、大杉漣が出てるのもあるが、登場人物が淡々と殺されていくところが北野映画を連想させる

容赦なくカットを切り捨てて省略してくるし、何気ない日常描写で暴力シーンをサンドイッチしてきたり…

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復讐という激しい感情の先にある殺しと、その先…
再び新島が主人公やけど〝蛇の道〟の続編と言うより虚無に陥った彼の思考を観察する前日譚、或いは全く別世界でのアンサー的物語にも見えた。
一線は越えたが熱…

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taro

taroの感想・評価

3.7

乾いた空気の中にも「蛇の道」よりユーモアが少しあるのでより北野映画っぽくなってた。
どんなに痛めつけても殺してもただただ虚無だった、それが良かった。

大杉漣の半身逆走煽りと若っっかい阿部サダヲの奇…

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