一人旅

ウェディング・バンケットの一人旅のネタバレレビュー・内容・結末

ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
第43回ベルリン国際映画祭金熊賞。
アン・リー監督作。

台湾出身の同性愛者ウェイトンを中心に、彼の恋人サイモン、妻ウェイウェイ、そして両親の姿を描いたヒューマンドラマ。

同性愛、異性愛、親子愛・・・本作では多くの愛を感じ取れる。
それらの愛に共通して言えるのは、全てを赦し受け入れる可能性を愛が秘めているということ。
妻ウェイウェイの予期せぬ妊娠や、ウェイトンとサイモンの衝突、ウェイトンと両親の長年の確執・・・。
一家は様々な問題を抱えており、一度は関係が破綻しかけてしまう。
しかし、やがては愛の結束のもと、関係する全ての人間が幸福へと繋がる最善の選択、生き方をそれぞれが模索していくのだ。
ユーモアを時には交えながら、愛の寛容性を教えてくれる作品。
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