世界で一番有名な配管工の兄弟たちを実写化した映画…なんですけど、とりあえず頭にある彼らのイメージは捨てたほうがよいというフォロワーさんのアドバイスのおかげもあって、普通に楽しめました!
ありがとうございますヽ( ´ ▽ ` )ノ笑
基本的にはよくあるSF映画(ダーク気味)をベースにして、マリオの要素だけを拾っていくといった感じです。だからマリオの実写化?と聞かれるとちょっと返答に困るけど、ある意味どのマリオシリーズよりも兄弟が配管工の本業を発揮していました。
しがない配管工の兄弟が囚われの美女デイジーを救いにスチームパンクな地下世界へ潜り込み、デニス・ホッパー演じるクッパにスーパースコープ(※ファミコンの周辺機器)を持って立ち向かうお話。
まずマリオはヒゲのおっさんなのに対して、ルイージは大学生ぐらいのただのイケメン(ヒゲなし)で、絶対これ双子の兄弟っていうの無理すぎない?親子か叔父甥ってくらいの年の差あるよね??と思っていたら、どうやらルイージは捨て子で、ルイージにとってマリオは自分を育ててくれた親代わりであり、そして兄でもあるというまさかの義兄弟設定。
さらに主人公はどちらかと言うとルイージで、物語自体も若きルイージとデイジーのラブストーリーが中心となっているのですが、弟のためにひと肌もふた肌も脱ぐマリオが頼れるアニキ!!
「奴らの骨を全部へし折ってから殺してやる」とか「パイプの中は俺に任せろ!」とか言いながら工具をすっと取り出すマリオさんがとにかくかっこいいし、兄弟映画としては大変満足です( ´∀`)
あとはヨッシーがジュラシックパークに出てくるようなリアル小恐竜だったり、クッパは髪の毛ツンツン立てただけのデニス・ホッパーだったり、敵のクリボー(?)枠は異形の恐竜人間だったり、キノピオ枠は…なんかデロデロしたとにかくグロテスクで粘着質な菌類と化していて、いろいろコレジャナイ感がすごいww
でもいろんなマリオ要素をできるだけ多く詰め込もうとしてくれたんだなという心意気は伝わってくるんですよね…。だからそこは頑張ったんだねって素直に褒めてあげたい(*´ `*)!テンポよくシュールな面白さで私は笑って楽しめました。
「キノコを信じろ」は迷言の中の迷言。