このレビューはネタバレを含みます
2001年制作、石侍露堂監督による戦争ポリティカルサスペンス映画の秀作である。
近年、映画「空母いぶき」が制作されているが、警鐘をならす数少ない映画の中でも20年以上前に創られた本編と比較す…
国籍不明の潜水艦が日本に座礁し乗組員である工作員が日本に潜入する。
訓練され武装した相手に射撃許可が降りない限り発砲できない警察、そして自衛隊での事態収拾を図る中、各国のデフコンレベルが上がり核戦争…
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モニター室で上層部が核戦争の話をしてるシーンはDr. Strangeloveを彷彿とさせた(こういう狭い空間で偉い人達がスケールのデカい戦争の話をしてるシチュエーションが好き)。
現地で撃ち合う実働…
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日本の状況劇系の映画ってやっぱり良作が多いですね。ゼロ年代初期のフィルターかかった映像で偉そうな人がひたすら喋ってたりSATや自衛隊が戦ったりしてるのを見られるだけで満足 どこかポーズめいて微妙に響…
>>続きを読むかなり面白かった
戦闘のリアル、戦争の恐怖、現場のジレンマ、制服組の悩み
背広組の楽観、トップの苦悩全てがあらわされていて
「空母いぶき」とも通じる部分があるな
個人的には、「判断するための政治…
福井県の若狭湾沿岸に国籍不明の潜水艦が座礁。乗組員が国内に潜入。ベストセラー小説の映画化。
2001年の作品ですが、『シン・ゴジラ』を彷彿とさせる有事に慌てふためく内閣。
本作から22年経ても憲…
北朝鮮工作員が国内に潜入しその対処に日本政府が右往左往。
自衛すらまともに出来ない弱腰対応やスパイの暗躍、ハニトラなど、リアリティのある展開は良く出来ている。
見ていると現実に起きた際の対応は大丈夫…