Keigo

エル・スールのKeigoのレビュー・感想・評価

エル・スール(1982年製作の映画)
4.4
なんか2024入ったら急に忙しい…!
ビクトル・エリセの新作のために過去作をレンタルして、今回は余裕持って少なめの本数にしたのにまたレビューを溜めてしまった…昨年末、もう二度とレビューは溜めないと誓ったはずなのに…

しかもそうこうしてる内にビクトル・エリセの新作が公開されている…!早く観に行きたいけどタイミングが…
いや、何がなんでもねじ込む!

内容についてゆっくりレビューを書く時間があまり無いけど、とにかくこれ以上溜めたくないのでサラッと書く。また観返した時に要書き直し。

文句なしでスコア5.0を付けた『ミツバチのささやき』に続いてビクトル・エリセ監督二作品目。前作から10年越しの作品。イ・チャンドンといいビクトル・エリセといい、俺は寡作な監督が好きだなあ。

もう始まり方からたまらん。
だいぶと長尺で部屋にゆっくり朝日が差してくるあの感じ。とにかく今作も抜群に好きな空気感だった。

「こうやって終わらせるか〜全然もっと長くても良いけどな〜まぁでもここで終わらせるからいいのか」とか思ってたら、どうやらビクトル・エリセはエストーリャが南へ行ってからの後半部分も撮るつもりだったと。それが予算やらなんやらの外部要因でバッサリいかれて結果的にあそこまでで完成となったらしく、本人はそれが不本意らしいことを知って大変に納得。ビクトル・エリセが撮りたいように撮った『エル・スール』を観たかったなー。

でも『ミツバチのささやき』と『エル・スール』を観て、ビクトル・エリセが自分好みの監督であることは確定!
Keigo

Keigo