炎のごとくに投稿された感想・評価 - 3ページ目

長いわりに性急な編集が多すぎる。
菅原文太のオーバーアクトも相まってチグハグな映画になっていないか。
佐藤允との殺陣ももっさりしてるし。
大親分たちの前で泣きに泣くシーンと岡田以蔵と情婦のシーンは良…

大阪の呉服屋の息子・仙吉（菅原文太）は博打で身を持ち崩し諸国を放浪。京都に流れ着き、賭場を仕切る組に拾われ、新選組と関わりを持つことになる…。
凝ったアングル。リズムも独特で、長々と撮っていたかと思…

なげーよなげー。１４７分もあるし菅原文太の演技がクドいし・・・　安定の画面奥行の構図に加え、清順ばりの襖の奥真っ赤な画面があったりした。
ショットの厳粛さが６０年代の作品に比べると劣る。
とはいえ、…

加藤泰、濃すぎやろが。
具体的に何が濃いか言えへんけど、映画そのものの濃さがスゴい。

偏執的なまでのカメラポジションの低さ。それとコンテの豊かさ。

顔のクロースアップのとき、顔を画面の中央ではな…

もう、めちゃくちゃに情熱的で、感情が迸ってる。響きわたるどなり声と、汗と涙と血でまみれた顔の迫力。かっこいいなあ。あんな漢になりたい。
ローアングルの安定した画面と、完璧な構図からの崩し。そのメリハ…

タイトル通り、炎のごとく熱過ぎる。
というか、暑苦しい。

美穂か忍か、愛か亜季か、アリスかすずか、神が与えし永遠の宿題であるが、千恵子か美津子かもまた映画ファンにとって死ぬまで悩むべき問題だなと本…

• #ジャポン

加藤泰特集26本目

桜町弘子コーナーの途中で退席しなければならず家でようやく補完したが最後まで通しで観ないといけなかった…
それだけいつも以上に一つ一つに魂がこもっているからだ。
監督最後の劇映画…

因果な世界に身を置き、そこから逃れんと抗いながらも、過酷なまでの運命に翻弄される女と男の、その我が身を賭した情念の炎の、血飛沫にも似た赤々とした揺らめきを描き、我々を心の底から震わせる加藤泰の、『沓…