tacoyaki

真夜中の虹のtacoyakiのレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
2.6
こういう感じなのね、初期のカリウスマキって。

もうとにかく辛くてもやってらんねーよなことばっかり起こって、最後の最後に一筋の希望。希望は予感に留めておくのがセンス。辛みが99で救いが1。

でも、カリウスマキ観るぞーってテンションだから見れたな、正直。前情報ゼロならちょっとしんどかったわ、正直。

なんか、シュールでユーモラスで最後はほっこりなカリウスマキから入ってるから、人とか死んじゃったり、主人公が人殺すのしんどいわ。

画作りとか構図、カメラワークもまだ作家性が確立してない感じ。近年のカリウスマキに比べるとカメラが動く動く。自信を持ってドーンと構えきってない感じ。
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