2021/4/6
15歳で淡路島を飛び出し、浪花屋の主人・利兵衛に拾われた吾平。10年後に暖簾を分けられるまでに出世したものの、想い合ってきた乙羽信子演じるお松と一緒になれないのが何とも辛い。が、山…
原作は山崎豊子のデビュー小説であり、山崎豊子の生家の昆布屋をモデルにした親子二代の商人を主人公にしたドラマ。監督は川島雄三。
主役は商人夫婦を演じた森繁久彌と山田五十鈴ということになるのだろうが、先…
個人的「ベスト川島雄三映画」のひとつ。
(もう一作は「赤坂の姉妹 夜の肌」)
森繁(父)が、森繁(息子)に口では文句言いながらも、ちゃんと百貨店の売り場で働いているところがかわいい。
時代の流れと…
暖簾をくぐって登場する森繁と乙羽が祭囃子に乗って奔流する人波に呑み込まれて離れていくカットバックが生のエネルギーとなって画面に雪崩れ込み、小気味良い編集が小粋な関西弁と相俟って映画に軽快なリズムを刻…
>>続きを読む昆布屋の一代記。つまらなくはないけれど、正直長い。同監督の他作と比べて移動の快楽が希薄。店の入口から店、店から裏へとひと続きの三扉を移動するあたりは面白いけれど。役者の映画。乙羽信子がかわゆい
2…
山崎豊子原作の「暖簾」を見ました。森繁久彌と山田五十鈴が夫婦役を演じています。大阪の老舗の昆布屋を舞台に、室戸台風や息子の戦死など、長年の苦楽をともにした夫婦の絆が描かれています。面白いかどうかは何…
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