70年代当時は歌謡映画ってのがさかんに作られてたらしい。
かぐや姫のヒット曲「妹」の映画化?
けどこれ、曲名借りただけ。曲の叙情性いっさいなし!まったく関係ありません!! むしろシュール、そして…
秋吉久美子は赤ちょうちんも良かったけど、こっちの方が好きかな。林隆三が若いんだけど、ヤケに渋い。
オフビートでちょっとシュールなところもあって、かぐや姫とは合ってない気もする。じゃあ何が合ってるんだ…
このレビューはネタバレを含みます
兄妹という危うさ、絶妙な並行線
こちらが童心に帰ってしまいそうな秋吉久美子の表情に魅入りつつ、心中やら殺人やらといった無常な破壊衝動に飲み込まれていく
諦めのなかでどこか前向きさも感じる、そんな時代…
作品全体の軽やかさ、突き詰めなさが心地良い。
この数日で藤田敏八監督作品を3作観てきたが、個人的には兄妹間の物語である本作が一番グっときたし、作品としての出来も良かった。
私は最初は断然森下愛子…
とにかく秋吉久美子の子犬顔のかわいさ。愛くるしいお顔とふてぶてしさのギャップが70年代の無軌道な若者観にぴったり。大胆なヌードとヘソチラが拝める。不条理で掴み所のない内容は少々ヌーヴェルバーグ的でも…
>>続きを読む事実上、秋吉久美子と林隆三の二人の主演映画で、いまから30年以上前の映画ですが、主役二人の存在感と魅力は、大スターになった現在の二人と遜色ないものがあります。この映画の秋吉は素晴らしく、ファンでなか…
>>続きを読む「妹」
冒頭、真夜中の地下鉄。一人の少女が降りた。学生相手の引越し屋を営む秋夫、妹が彼氏と喧嘩をし帰宅。母親の命日、地震、裸体、浜辺、後追い心中。今、二人の生活が始まる…本作は赤ちょうちんと同様に…
かぐや姫の曲調世界観を期待して観ると裏切られる。簡単に帰って来て、又最後行方知らずに出て行く妹。当時「三無主義」(無気力,無関心・無責任)の世相を反映した兄妹青春映画として観るしかないか。ただ『旅の…
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