ヴァーホーヴェンの初期作でこのドップリサスペンス、時折やって来るエログロがこれ以降の作風を匂わせる。小説家の主人公の一人語りがメインのいかにも胡散臭い引っ張り方、徐々に露わになる不可解な死、襲いかか…
>>続きを読むポール・ヴァーホーヴェン監督作。
講演先でクリスティンという名の女と出会った作家のジェラルドが、現実と非現実の世界を彷徨う姿を描いたサスペンス。
ヴァーホーヴェン監督のオランダ時代最後の作品で、…
このレビューはネタバレを含みます
序盤から、髭が剃れないほど手が震え、暴力衝動を内に秘めているらしきバイセクシュアルの男のやけに粗暴で自己勝手な言動が目を引く。オープニングから数カット目には、何気なく性器のアップも提示されてしまう。…
>>続きを読むバーホーヴェンの「サイン」。主人公の主観としての幻覚と宗教・涜聖の象徴の提示(剥いたリンゴの皮ですら光輪になる)が語りの前面に立ち、ファム・ファタール的な素振りの怪しさが後ろに退いてしまうのがもった…
>>続きを読む意外とわかりやすいのでびっくり!
モザイクはもちろんバンバンかかるけど、思いの外ストーリーがちゃんとしてる。
エロティックなところも、「普通」とか「一般的」には止まらないところがやっぱりヴァーホーヴ…