後の『氷の微笑』を彷彿とさせるがヒッチコック味も感じる本作。意味深な要素やヴァーホーベンらしい要素も入りつつサスペンスとしてシンプルに楽しい。あの眼球然り要所でギョッとするような魅せ方が最高。DVD…
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ヴァーホーヴェン作品のなかではやや異色なヒッチコック風のサスペンス、ホラー、ファム・ファタール。
物語の進行とともに不可解な出来事や幻覚、悪夢が多くなっていき、死の匂いが増していく。じわじわ怖くな…
バーホーベン監督作の中ではイメージとして氷の微笑に一番近い感じの作品だった。
普段のバーホーベン映画はエロ!暴力!と人間の本能そのものだけどこの映画はやや知的な印象を受ける。
まるでS・キング原作の…
バーホーベンのオランダ時代映画。
ジャンルとしてはミステリー作品でしょうか。
ひとりの女と出会ったアルコール中毒のバイ(パン?)セクシュアルと思われる小説家が幻覚に悩まされ、次第に悪夢に苛まれてい…
オランダ時代の最後にヴァーホーヴェンが放った心理スリラーのヒット作。
作家の男が講演のために訪れた街で不思議な魅力を放つ女に出会いその虜となるも、女にはかつて3人の夫のがいたことが明らかになり、男は…
全然違う時代の作品だが、何故かレフンの『フィアーエックス』を思い出していた。
主人公の"現実"と予感やフラッシュバックのような"脳内イメージ"がシームレスかつ等価のように扱われていく感じが近いのかと…
ポール・ヴァーホーベン監督長編第5作。
作家の奇妙な三角関係と死への妄想を描いたフィルム・ノワール調サスペンス。
カトリック教会への信仰とアルコール依存症を抱えた小説家のジェラルドは、講演会を行う…