ヴァーホーベン作品の中でも特に変態的かつ演出が洗練されていて、今まで見た彼の作品で一番のお気に入りとなった。
いきなり主人公が下半身丸出しで登場したり挙動にも同性愛入っててちょっとイかれたところが…
ヴァーホーヴェンならではの不可思議で変態な世界。
ミステリーと危険な大人の恋愛模様を描き合わせた、なんとも贅沢な味わい。
開始早々ブラジャー攻撃って、コメディー以外で取り入れちゃう所が監督らしい…
No.723[アンチキリストの悪夢に絡め取られかけたクリスチャンのおっさん] 70点
実は「女王陛下の戦士」と同じ日に見ていたのだが、あまりに意味不明すぎて解釈を先送りにしていた。ヴァーホーヴェン…
ポール・ヴァーホーヴェン監督初期の傑作。タイトルロールでのマリア像と蜘蛛。夢と現。そして4番目の男の意味。主人公アル中バイ作家の運命は?時に官能的な虚実入り混じる美しい映像。監督のファンなら押さえて…
>>続きを読む蜘蛛の巣にかかった虫のアヴァン・タイトル、ベッドの上に十字架が置かれた敬虔なクリスチャンである作家ジェラルド(ジェローン・クラッベ)の部屋には蜘蛛の巣のかかった女神の石像が置かれている。書庫に入れ…
>>続きを読むアル中&バイセクシャルの主人公が、一夜を共にしたミステリアスな金持ちの女性に惚れ込み、さらには女の細マッチョな彼氏の写真を見てそっちもモノにしようと目論む。
しかし、その女の過去の男たちの存在と末…
ひとりバーホーベン祭り継続中。
観終わった後も何度も思い返したくなる様な不思議な余韻を持った作品。
全編に漂う不穏な空気によって否が応でも不安感を煽られる。
後の作品に見られる様なブラックジョーク…
ポランスキーみたいな妄想ホラーに、悪女ミステリーの娯楽性。
ウェットで艶やかな撮影が美しい。
相変わらずテンポやおっぱいの配分はいいけどストーリーにエンジンかかるの遅すぎな気がする。もう一山ほしいく…