意外とわかりやすいのでびっくり!
モザイクはもちろんバンバンかかるけど、思いの外ストーリーがちゃんとしてる。
エロティックなところも、「普通」とか「一般的」には止まらないところがやっぱりヴァーホーヴ…
このレビューはネタバレを含みます
地方講演の依頼があり電車で向かう作家ジェラルド
バイセクシャルでアル中の彼は
講演中の姿を8mmフィルムに収める妖艶な女が目に留まる。
講演先の主催者でもある彼女と
一夜を共にしたジェラルドだったが…
ゴダールが裸の王様 トリュフォーが退屈な詩人に思えた。
(2人とも大好きな芸術家でディスってるわけではない)
そのくらい挑発的なオランダでの初期のパワフルな作品たちは怖いくらい覚醒してる。
今では…
男を手篭めにする魔性の女と、それに振り回される男達を描いた『氷の微笑』のプロトタイプ的な作品。しかしながら、『氷の微笑』のようなエンターテインメント性に富んだサスペンスではなく…ホラーともミステリー…
>>続きを読む傑作!やはりヴァーホーヴェンは素晴らしい監督であり、一筋縄では行かない。ところどころの画面のキまり方はキューブリックのようでさえあるし、ポランスキーやヒッチコックの影響も色濃く感じるが、独特すぎる宗…
>>続きを読む虚実の曖昧さだけでなく、赤衣=悪女/マリアの青衣=聖女も混合してるがレネ・ソーテンダイクが新しい男に出会ってサッと結ぶ赤スカーフはやはり鮮烈だし引き画なのもグッとくる。彼女の彼に欲情してキリストの股…
>>続きを読む