Melko

テキーラ・サンライズのMelkoのレビュー・感想・評価

テキーラ・サンライズ(1988年製作の映画)
3.5
”Friendship is the only choice in life you can make that's yours! ”(この世で信じられるのは友情だけじゃないか!)

Friendship is all we have.

女同士よりも男同士の方が、恋愛絡みで友情が拗れやすいんじゃないか説

レビュー1700本目!キリの良いレビューは推しの出演作にしたいなぁと思って楽しみに取っておいた作品。

う〜ん。あんまり面白くなかった笑
メルギブ演じる麻薬ディーラー マック
推しが演じる麻薬捜査官ニック
そして、その間をウロチョロするレストランオーナー。
足を洗いたいけど洗えずジレンマなマック、そんな彼を何とかして同僚達に怪しまれずに助けたいニック。彼らは学生時代からの親友らしい。親友なんだから本質的には仲が良いハズなのに、結構ヒリつく立場の違いで微妙な関係性の2人。
そのままだとむさ苦しいだけの話が、この二人の間を美しいオーナー ジョアンが行き来することで、子供はお断りよ!な大人の味わいを醸しながらちょっとずつ進んでいくんだけど、、なんだろう。
ジョアンを利用しようとしたニックも悪いけど、結局のところジョアンのやってることって二股だし、いくらミシェルファイファーが美しくても、ジョアンに全く感情移入できない。そりゃあ彼女恋愛上手くいかないわよね…って思わず感じちゃうぐらい、気は強い癖に色々なし崩しにし過ぎなところがある。
見てて、なんなの?それで良いの?何で泣いてるの?って思っちゃった。
私は苦手なタイプの女性かも。

メルギブってどうしても「リーサルウェポン」のイメージが強いから、この作品のマックのような寡黙で真面目なキャラってなんかしっくりこない。
一方の推しは、いつも通り、明るく自信にあふれた強気キャラ。the通常運転。笑 どなたかのレビューで「演技がいつも同じ」と言われてしまうのもわかる。笑
フラれてシュン…とする推しを眺めるのも良きなので、私には無問題。
終盤はちゃんと熱い友情を見せてくれた。ほんの一瞬だけど。ちょっと、2人とも推しにちゃんと感謝して!

そんな中、主要キャラ3人を置いて強烈なインパクトを残したのは、麻薬ディーラー カルロスを演じたラウル・ジュリア!
血走ったギョロ目は信用できないわ〜
私にはアダムスファミリーのパパのイメージが強いから、まだちょい若いパパが演技頑張ってる!なんて思ったり。

やっぱりジョアンの出番はあんなに要らなかったと思うなー。そこを削ってマックとニックの学生時代をフラッシュバックさせてほしかったり…いやでもそれがないから大人の仕上がりになったのか…?うーんBGMが無理やりそう感じさせたか。。
安っちい昼ドラを見てる気分だった。なんならもっとドンパチやってほしかったなー。時代故かしら

カクテル テキーラサンライズの意味は、「情熱的な恋」……へえぇ〜(棒読み)笑

次のキリいいタイミングでは、推しが大活躍して報われる姿を見たい…
Melko

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