Melko

ルールのMelkoのレビュー・感想・評価

ルール(1998年製作の映画)
3.5
「何なの?!心臓が止まるかと思った!」
「止まれ」

ギフトカードを頂いた!ので、期間限定でネトフリ鑑賞!出来る限りたくさん見るぞ〜!
……の、一発目がコレで良かったのかは正直ビミョーだけど、そういえばこれも大昔に見てたわ、一度…主人公のルームメイトである印象的なゴス女(のベッドシーン)が出てきたところで思い出した!
ただ、そこ以外の細かい展開や犯人のことはすっかり忘れてた。我ながら都合のいい記憶だ。重要な役でジャレッド・レトが出てたことも忘れてた。

特徴的な見た目なのに顔が分からないしシルエットの出にくい服装なので体格や風貌で犯人が想像しづらいところや、途中退場の人間が多いのとで、犯人の想像がつきにくい構造になっているところは、「スクリーム」を彷彿とさせる。
主人公だけが何度も犯人に遭遇するのに何故か主人公だけが助かり、殺人を目の当たりにした主人公が周囲に訴えても誰も理解してくれず、まあまあ凄惨なことが立て続けに起きてるのに、平然と過ごす学生達の危機感がゆるゆるなところまで似てる。
ただ、スクリームの方は主人公の生い立ちが壮絶なのに対して、コチラは主人公の生い立ち含めあまり語られず雰囲気で進む。

ネトフリでのレーティングが謎に+16なんだけど、グロ描写は皆無だし、死体の描写もかなりマイルドだし、殺され方もちょい痛レベル。ホラー/サスペンスでいうと★☆☆☆☆ぐらい。
ただ、怖がらせのBGMがなかなかクセ者で、不穏感を煽る音にドンッ!の組み合わせで、画自体は全く怖く無いのに、怖く感じてしまう不思議。2回ぐらい心臓がドキッ!ってなった。

赤毛のクールビューティーが主人公。お顔は地味め、近寄りがたい雰囲気
派手なお顔で、目と声がデカい親友
瞳孔が開きっぱなしに見える怪しさ満点の新聞部員
景気のいい猥談お色気女DJ
その彼氏で危機感ゼロのパーティ野郎
その友達で、主人公とお近づきになりたいお騒がせ男子
パム・グリアに憧れる女性警備員
意味深な民俗学の教授
もっと意味深な用務員
隠蔽体質の学長

錚々たるメンツなのに、主人公の立ち回りやてんやわんやに尺を割きすぎて、意味深メンバーはほったらかしです!もったいない!

シリーズものらしいけど、特に見る予定は、無いかな
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