水上のボクシングシーンがやばい。次々と水に落ちていく群衆!
ずーっと騒々しい映画なのかと思いきや、ラストの元チャンプからベルトを受け取るとこは超静謐。と思ったらまた喧嘩が勃発する。テンションの落差…
ラオール・ウォルシュ監督が手掛けた、"近代ボクシングの先駆者"ジェームズ・J・コーベットの伝記映画。
1880年代サンフランシスコ。向こう見ずで社交的な銀行マンが、新ルールが導入されたボクシング界…
アイルランド移民の貧しい一家の息子がボクシングのチャンピオンになる物語だが主人公の息子ジムを筆頭に一家の狂いっぷりが何とも素晴らしい。最後に対戦する元チャンピオンも本能だけで猛進するお馬鹿爆発男だし…
>>続きを読む鉄腕というより、舞い、刺す!のダンシング・ジムだったが…今年最後の映画鑑賞にふさわしいウォルシュの快作。とつぜんシェイクスピアの役者に憧れる飄々とした"アイルランド男”が主人公のボクシング映画はほか…
>>続きを読む野次馬や観客の中にはエキストラとして参加しているような存在が皆無であり、それぞれがその町その時代の人間として躍動しているようで活気が凄い。場外の海にノックダウンされてもリングに這い上がって試合再開す…
>>続きを読むひたすら右肩上がりのポジティブ映画。同じくウォルシュ×エロ様の『壮烈第七騎兵隊』のボクシング版のような。
ジムの口八丁から実力への自然な移行。エロール・フリンの葛藤みたいなものは伝聞の台詞でしか知り…
これまたバチクソ面白いウォルシュの映画。銀行員からボクサーへと転向した奇妙な男のサクセスストーリーを、アップテンポな脚本とリズミカルな演出で描ききった弩級の快作。とにかく純粋な高揚と活劇性が終始漲っ…
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