去年・2023年は小津安二郎の生誕120年、没後60年ということで、先月の小津の誕生日あたりになにか彼の作品を… と思ってこの作品を鑑賞。
田舎出身で質素な生活を愛する夫・佐竹茂吉と、裕福な家柄の…
(別媒体から感想を転記)
2023/11/21
自由奔放な性格の妻が、無口な夫の泰然とした優しさに気づいて我が身の勝手を反省し涙を流すという一幕。今だと方々から非難囂々と思われる脚本で、ここ暫く小…
「淑女は何を忘れたか」に似た筋立てで、夫佐分利信を鈍感な亀に見下す妻木暮実千代が、特急つばめ特等席観覧車で神戸へ旅行中、佐分利のウルグアイ赴任が決まり、電報を受け取ったが、羽田空港見送りに間に合わな…
>>続きを読むヴァルダのラ・ポワント・クールト、ドワネル3作目の家庭、倦怠期の夫婦をテーマとした映画は何故か見入ってしまう
決定的に異なるのは配偶者への興味の有無で
あるが、放任や無関心とも見える茂吉のそれは夫婦…
このレビューはネタバレを含みます
「東京物語」の一作前。
お見合いで成立した夫婦のその後がモチーフで、ボタンの掛け違いやら、離婚の危機やら、仲直りやらを描いてる。
タイトルであるお茶漬けの味から逆算して作ってあるんだけど、あまりに巧…
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