妻よ薔薇のやうにの作品情報・感想・評価・動画配信

『妻よ薔薇のやうに』に投稿された感想・評価

U-NEXT

1935年 成瀬巳喜男作品
正妻の娘からの視点で描く父、母、妾とその子供たち

この時代ってカタカナ言葉を使うし、ギターも弾くし、タクシーの止め方も親指立ててとっても粋
leyla

leylaの感想・評価

3.9

約90年前の作品なのにそんなに古さを感じずモダンな雰囲気。

東京に暮らす母と娘。父は田舎に愛人と子供がいて、東京の妻子の元に帰ってこない。娘は父を連れ戻しに父に会いに行くのだが…

東京の妻と田舎…

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YAZ

YAZの感想・評価

4.5

成瀬巳喜男の出世作観る

気難しい妻との生活から逃げ
た父は10年戻らず別な女性
と暮らす。そんな父を見掛け
た娘は戻るよう父訪ねるが

千葉早智子演じる娘の視線で進みますが
家庭捨てた酷い男で済ま…

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初めての成瀬作品。観やすいし面白い。
各シーンをなめらかに繋ぎ、ドラマをさらりと魅せる。
東京の家の外からのショットは障害物があるのに対し、信州の家では何もなく開けている。
yuho

yuhoの感想・評価

-

大傑作。ウェスばりの高速パンとか角度をつけた横移動ショットとかありつつ、単純に構図が決まってるカットも多くて戦後に比べると映像的な快楽度数が高い。どうでもいいところで手際の良い彼氏とか最後の敗北宣言…

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crn

crnの感想・評価

4.0

成瀬らしい女性主体の人情劇。本妻と妾とその娘たちの人柄や感情の出し方の違いが豊かで、物語に引き込まれる。実母の負けを認める娘の冷静な言葉で終わるのも、思い切りがよい。

今の時代では見られない物語だ…

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juri

juriの感想・評価

4.0

フラフラしてる父、いい人なんだろうけどなんだか頼りない娘のボーイフレンド、そして子供だからと詳細を知らされない腹違いの弟‥。
検討違いかもしれませんが、男性を徹底的に取るに足らないもののようにして女…

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か

かの感想・評価

4.0
己の欲求を変えることは不可能。家を覗き見るかのような上からの移動撮影が斬新だった。
シネマQ

シネマQの感想・評価

4.5

千葉早智子が父がいる家庭という夢見た光景をまざまざと見せつけられる切り返しが残酷。
カメラが引いて同一画面に収まったとて、フレーム内フレームによって分断され続ける。
丸山定夫との別れの時の千葉早智子…

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こういうストーリーの異様さって昭和までは完全にふつーに散見された異様さにすぎないのにどうするんこれっていうくらいモダン。いつも同じ一本の映画を撮っているがゆえ何本でも連続的に見たいと思ってしまう作家…

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