幾重もの壁がある。ドア、ガラス、沈黙、時間(タイミングと言ってもいい。二人の「結婚しようか」「結婚しよ」の言葉の間には数シーンもの隔たりがある)。その壁たちを同じ言葉の反復によって何度も叩く、ノック…
>>続きを読む恋愛関係にある男女が暮らす空間に、突然男とその元妻との間に生まれた8歳の子供が闖入してくる。事態は極めてシンプルだが、これによって男性が(無自覚に)主導する男性優位的“家族” の形成が始まり、そこで…
>>続きを読む即興の面白さは芝居の自然さだと思っていたが、逆かもしれない。照明の位置の無頓着さゆえに不意に登場人物の顔が明るく照らされたり役者の動きがカメラに先んじたり、そういう部分のほうが魅力的に思えた。むしろ…
>>続きを読む突き詰めたリアルさを観察することが、映画の面白さに繋がるかと言えばそうではないと考えさせられる。作り手が追い求めた即興から生まれる発露も、展開の進まなさや、断定されない感じも、それが圧倒的にリアルで…
>>続きを読む三浦友和と渡辺真紀子がひたすら凄い、即興劇
即興劇長回しの連続なので、おもしろいとかはほとんどなく、リアル〜な感じで展開
しかし、凄えもん観てるなこれ…とはずっと感じながら観てた
ガラス越しの反…