戦火のかなたに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『戦火のかなた』に投稿された感想・評価

戦地でのさまざまな人間模様を6部に分けて描いたフィルム。第6部で捉えられた船と水の生々しさが凄い。物語としては第2部、第5部が好み。人物描写の生々しさに、パルチザンって本当に一般人が戦っていたんだな…

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イタリア語と英語と時折ドイツ語の入り混じる多言語映画だった。前半の3つのエピソードが特に、言葉の通じない者どうしがコミュニケーションしながら、他者との距離がどう縮まっていくか(あるいは縮まらないか)…

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amin

aminの感想・評価

3.8

6つのエピソードのオムニバス形式の映画。個人的にはエピソード2が好き。人によって好きなエピソードが全然違って面白い。戦争をテーマにして、全部違う設定とストーリーで、人間ドラマで、かつ安易な戦争反対で…

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マグロ

マグロの感想・評価

3.9

イタリアの巨匠ロッセリーニによるネオレアリズモの代表作で、戦争がテーマの6つの短編からなるオムニバス。

ひとつひとつのクオリティが非常に高く、短編にしておくのがもったいない。

1 米兵兵と籠城す…

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無防備都市・ドイツ零年を見て、
すっかりロッセリーニ作品の虜になってしまい、今作品も期待を胸に見た訳だが。

正直、中々に残念だった。今までも、荒々しくも力強いものが、感じられなかった。
そして、何…

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5話目〜〜。神聖さと俗さ、野蛮さと聡明さ、人間の根源的なところを揺さぶってくる。

国どうしの物語に還元されてしまう激動に埋もれた、小さな人間が生きていたことの希望をすくい取ってくれてありがとう。
Gocta

Goctaの感想・評価

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1943年の連合軍のシシリー島上陸以降、イタリア戦線におけるシシリー島、ナポリ、ローマ、フィレンツェ、ゴシックライン、ポー川での6つのエピソードを描いたオムニバス映画。面白く良くできた映画。個人的に…

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オムニバス形式の話だった。

ローマの娼婦の女性とアメリカ兵のやり取りの話が面白かった。
Ken

Kenの感想・評価

3.6
オムニバスだった。

特に5本目が僕のかなり好みだった。

基本悲劇で終わるのって現代の私からするとかなり斬新というかベタじゃない感じがして、めちゃくちゃ面白いというか、ビックリする。

 ちょっとくどさはあるが、映画とカメラの冷徹さが一致した稀有な映画であるのは間違いない。死や悲劇を劇的に引き延ばさず、さらりと描いたのは、この映画が初めてかも知れない。
 黒人の話の一人芝居が素晴ら…

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