MGM製作からはじまり、おったまげる!半分が英語!
見終えると、ロッセリーニは数ヶ国語に通じていただけに、ドラマが複眼的で素晴らしい事がよく判る。
ヴィスコンティの様に貴族らしさは無いが、ロッセリ…
このレビューはネタバレを含みます
6つのエピソードからなるオムニバス映画。ネオレアリズモの代表格だが実に多様な人種が登場し、それぞれが必死に生きているのだから苦しんでいるのは前線の兵士やイタリア人ばかりではないと知る。
【1】シチ…
出演者全員が素人だからだろうか、引きの画が多いからか、資料映像のような空気感と映画感が混在していて不思議な映画だった。
↓
↓
アンドレ・バザン『映画とは何か』にて
〜2人が家族と恋人を探して戦場へ…
目の前で人が死んだのを見てしまった女性や、1度は返した靴をまた盗んだ相手の黒人兵から返される子どもや、愛されている人に顔すら認識されない娼婦を見て、アントニオーニはネオリアリズモの中で生まれ育った人…
>>続きを読むネオレアリズモの名作が観たくて鑑賞。
戦争を実際に体験していない平和ボケしている私にとって定期的にこの"新現実主義"が教えてくれる不条理・絶望・やるせなさ・貧困社会・戦後の混乱などハリウッドの華やか…
無防備都市よりも複雑化した印象
オムニバス形式だからなのか
一から四までは楽しめたけど、残り二つはいまいち。五話目はだいぶ意味不明だった。
連合軍とイタリアの距離感がどんな感じだったのかが気にな…