大人な作品ですね。
強盗を暴力で返り討ちにした日から、捨て去ったはずの過去の関係者が執拗に表れ、家族を混乱に陥れていく。
主人公は何も変わっていない。
ただ、強盗を返り討ちにしたことをきっかけに、主人公の恐ろしい過去が露わになり、過去に関わった恐ろしい人が今の自分の生活を邪魔してくるようになってしまう。
過去が露わになることで、主人公に対する家族の目も変わっていく。
過去に関わった者たちが現在の自分の生活を邪魔してくる。
目の前にいる真面目で優しそうな人も、過去には色々あるのかもしれない。
過去に行った暴力の呪いは消えない?
主人公が息子に対して言った「暴力で解決しようとするな」が本作のテーマなのかな。