ブレッソンは好きな映画監督
ロバがただまわりの人間の運命のままに、ただ振り回され続けて、彼は何かを言うこともできない
そんなひとつの残酷さを感じた
ロバ、めっちゃいい演技してたね
なんか人間が泣くよ…
与える情報を吟味し、撮影につきものである偶然性を統制し、必要最低限の演出で見せていくその様は、個人的にはフィンチャーにも通ずる冷たい美学を感じた。カメラが映す現実を偏執狂的なまでに制御する手法は、共…
>>続きを読む変わる人間、変わらないロバ
少女とロバの過酷な悲劇かと思ってたけど少し違う印象を受けた
人間て嫌だねという印象が残る
解説にユーモアがあると書かれていたけどそれは言い過ぎだろー
ロバの演技は最高でし…
バルタザールという一匹のロバが主役。映画は彼がある一家に飼われた所から始まりそこから事情が重なり複数の異なる飼い主を転々とする。
不良少年の居るパン屋、他の動物も飼われてるサーカス、アル中オジなど…
面白かったのだけれど、これはなんだろう。
ロバ視点の映画って事で、「ブレッソンの中でも、とっつきやすそうだ」と思って観たのだが。まず、とっつきやすくはない。w
絵としてずっと観ていられてしまうとい…
南インド旅行中にたまたま寄ったカフェのテラスで上映会やるから見ませんか的な英語で話しかけられて10minutes!て言うから軽い気持ちで見よう〜と思って何もわからず見始めたらぜんぜん10分じゃ終わら…
>>続きを読む音による細分化とクロースアップによる中心化、それらの緻密な聯関によって暴き出す事物を決して見逃さない、勁悍かつ偏執的な撮影技法。物語映画にはこういうところが必要なんじゃないかと思わせられるようなとこ…
>>続きを読む2024年2月10日
映画 #バルタザールどこへ行く (1964年)
ロバの視点から日常の中でそれほど憤りを促すこともなく起きてしまう人間の罪科を描く
ドストエフスキーの「白痴」のエピソードから…